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気づきたくなかった自分、見つけちゃった

あれ?なんでわたしは残ってるの?
ある日の夜、ふと思いました。

職場に残ってるのは、当直さんを除くと、わたしを含め1人か2人。日中は40人が働いてる職場。なんで役職もついてないのに、こんな時間まで仕事してんだろう。疑問がふつふつ出てくる。

最悪なことに、何日間か同じ状況が続きました。日増しにイライラしてくる。まるで湯気があがる大鍋を、無言でぐるんぐるん混ぜてるような。そんな怒りっぷり。

さあ、何が理由なんだ。
なんとしても改善したいから、ふり絞って考えました。

環境が理由じゃない。だって、わたし以外のみんなは帰ってるし。わたし自身に理由があるはず。帰宅の電車にてフル回転で考察です。

自分の真面目な性格、責任感が強いところ、正義感。最初はこの3つが理由だと思って。だからこんな自分はイヤなんだよー。暴れるように真面目を拒んでました。そうしたら、ふとよぎった考えがあって。

いや。ちょっと待て。A上司のときは同じく遅くなったけど、B上司のときはそうでもない。あれ? え。ちょっと待って。大混乱。落ち着いてよーく考えました。

そういえば私、「やりますよー」「わかりました」と軽くA上司のときは安請け合いしてるかも。もしくは請け負うような素振りをしてるわ。B上司はあんま合わなかったから、「ここまでです」て明確に線引きしてたかも。今回も同じように請け負ったような…請け負ったわ。アレが原因だ。

遅くなるのは、やっぱし自分が理由を作ってた。それも相手を選り好みしてる。好印象を持ってる人へ取り入ろう、よく思ってもらおうって下心いっぱいじゃないか。うーわ。腹黒い。

気づいて、どよーんて落ち込みました。だって腹黒いは受け止めがた過ぎるー。真面目の方がマシだー。

おまけの話として、そうまでしてやった残業は実りあるものだったのか。それがね、そうでもなかった。残業してる最中から、なんとなく気づいてて。ガッカリの四重奏。疲れを上塗りしてました。

話は戻り。じゃあ、今後はどうすんの?気づいたんだし、どう行動を変えるの? ね。どうしよっかな。

①とりあえず気前のいい返事をし過ぎない。
②相手の顔色が曇るとか、気づかいで過敏にキャッチしない。
③自分の体調を考えて、できる範囲で請け負うこと。
思いつくのはこの3つ。心がけるしかないですよね。

とっさのとき、そこまで気を配って返事できるんだろうか。いい顔して、「いいですよ〜」て言う自分の方が想像にたやすい。なんだか残念な自分を目の当たりです。

あなたの中にも、「気づきたくなかった自分」てありますか?きっとみんなあるよね。あると言ってー。

では また

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