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クレイマークレイマー 家族のためにと仕事人間の夫と 満たされてるはずなのに自失していく妻と どちらも受け止める愛深き子供と。

ダスティンホフマンとメリルストリープ ちょっと古い映画を見ました。ネトフリで配信していたので。ダスティンホフマンの服がドリフのころの志村けん‼あのころは ああいうファッションが流行っていたのよね。

さて ネタバレ。

息子が一人いる夫婦の物語。仕事に邁進しすぎて家庭をおろそかにしてきた夫。突然妻が出て行ってしまい、夫が子育てに奮闘。がしかし、家事と育児の両立はとても難しい。仕事に支障が出てしまいながらも父子家庭に慣れたころ、出て行った妻が子供の親権を取りに来るが、そのころ父は子育てにウェイトがかかるあまり失業してしまう。これでは親権が取れない。 

夫は妻に向き合ってこなかった仕事ばかりしていたと振り返る。
妻は いい娘であり、母であり、妻ではあったけれど

私がどこにもいなかった

結婚生活で裏切られたことはなかったけれど働こうとしたとき お前の稼ぎでは何もベビーシッター代にもならないと言われ

静かに自信を失っていく日々だったと

  そして 夫は裁判に負けて親権を妻に渡すことになるが、上告したいと弁護士に依頼すると

最後の手は子供に裁判で証言させることだ

と言われ 速攻で断るダスティンホフマン 

そして 子供を引き渡す日まで父は子供に事の経緯を説明する
ママが出て行ったことは、お前が悪くないパパが悪かったんだと
ママを責めることは決して言わないそして息子もその父の真意を受け止める
そしていよいよその日…二人の決断は…

確かレイティングがついていて

G13だった。

ま、子供からしたら 勘弁してくれな話。

 

ただ、家庭を顧みず仕事に猛進する夫とその陰で自失していく妻。
その二人が 己に向き合い 復活していくきっかけは子供。 

若い時に見た作品だけれどじっくり鑑賞して 涙一粒。
本当に子どもって いとおしいのだ。そして 絶対的に 親よりも愛をもっている。

無条件の愛を。

この映画、音楽がとても好き。なんだろうね チェンバロかなんかだとおもってたけど、マンドリンみたいの途中で弾いてたりして、とっても音楽が素敵でした♪

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