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弁当という名のラブレター

今年の春から、婚約者との同棲をスタートさせた。

仕事が早い彼に、平日は毎日朝5時に起きて作るお弁当。
軽い朝ごはん、お昼のお弁当、夜ご飯。

1日がごはんを作ることでいっぱいだ。

まだ同棲して1か月半だからこそ、何が食べたいかな?これ喜ぶかな?なんて考えることも楽しくて、どこで節約するかを考えるのも楽しくて。

誰かのお祖母ちゃんが言った言葉で、
【新婚ってのは、相手が帰ってくのが楽しみだったら、いつまでも新婚なのよ。】というのがある。なんだか胸にスーッと入ってきて、こういう奥さんになりたいと思った。

貴方の帰りを待つ時間も、貴方のご飯を考える時間も楽しくいられるように、自分の機嫌の取り方も習得しながらこの暮らしに慣れていきたい。


そして、貴方が昨日、この1か月間半休まずお弁当を作ってくれてありがとうと買ってくれた”新大久保のカタツムリのパック”。嬉しくて、まるであなたへのラブレターが届いたかのような気持ちになって泣きそうになった。

一生使えないかも。(笑)

このパックも、ラブレターを受け取ってくれた気持ちも、受け取っもらえた嬉しい気持ちも、いつか帰りもご飯も楽しめなくなったときに、思い出せるように、私の中の大切なものボックスに入れておこうと思います。

そしてそのボックスすら開くのを忘れてしまったときに、
このノートが思い出させてくれますように。


私からのラブレターを今週も全力で届けます。

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