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#15 INFJが最も勉強したくなるとき


みなさんは、勉強が好きですか?

学生時代の頃は、学校の授業を受けるのが嫌いで、宿題もほどほどしかせず、基本的に勉強はやりたくないものでした。

なので、成績は中の下ぐらいでした。
でも、記憶力だけはまぁまぁあったんです。
テスト勉強はせずに、テスト直前に叩き込んで、とりあえず赤点回避してましたねー。

でも、大人になった今は勉強が好きです。

それはなぜなのか。
おそらく、楽しいと思うことを勉強しているだけなので、勉強という意識もないかもしれない。

とはいえ、毎日やるわけでもないし、ときには、仕事関係のことを勉強しなくちゃいけない場面もあろうかと思います。

そうなると、そもそも自分が一番勉強したくなる"時"っていつなんだ?という疑問が生じました。INFJは、疑問が生じると、もうそのことだけで頭がいっぱいになっちゃう。

こうやって、一個一個の疑問をnoteにしたためることにより、また新しい疑問が生まれてきて、知的好奇心をコチョコチョされ続ける好循環に突入していることに最近気がついたわけです。

さて、本題に戻りますが、勉強したくなるときというのは、自分がある事柄について「知らないことが許せないとき」であり、もっと感情的にいうと「ムカついたとき」なのではないか?という結論に達しました。

もちろん、楽しいこととか、知りたくてしょうがないことは、やるなと言われても勝手に勉強していくと思うんですよね\( ˆoˆ )/

今回は、そういう自分が好きな分野ではなく、仕事上やむなく発生するものや、興味のない分野、嫌いな分野などの勉強を前提としております。

それでは、深掘りしていこうじゃないか。

ブラインドタッチができるまで

改行バチコーン!は絶対NG


とりあえず、いま身に付いていると思うスキルについて、初心者時代を思い出してみよう。

私がブラインドタッチを完全に身につけたのは、多分高校1年生の後半ぐらいだった。

※ブラインドタッチって死語なん?
今はタッチタイピングっていうらしい。世代ギャップでしょうか、聞き慣れない…

当時は「情報処理」というパソコンの授業があって、クラスの半分以上はブラインドタッチなんてできません、という状態で。

私ももちろん「できない組」にいた。
そもそも家にパソコンねぇしよ。

しかし「できる組」も一定数いて、その中でもトップクラスだったA君が、私にこう言ってきたのです。

「え、ブラインドタッチできんのんw
俺はできるよー(キーボードパチパチパチパチ)」
※多分、悪気は全くなかったと思う。

「えー、そうなんじゃー、すごいじゃーーん!」
※全然すごいかどうか分かってなかった。

・・・・・(−_−#)

おうおう。
ブラインドタッチ風情が。
どがいなもんじゃい!

なんや、キーボード見ずに打てたらそんなにカッコいいんか?

どうせ親が買ったパソコンが家にあるんだろ?
裕福な家庭はええなぁ!

貧乏人はゆっくり人差し指で打っとけってか?

おうおうおう。見とけよ。
おどれらの顔、全員おぼえたけんのう!
\\\٩(๑`^´๑)۶////


いつもとは違うところに
火がついてしまいました。ボッ🔥
(劣等感のエネルギーって怖いよね)

この日を境に、A君(とできる組の奴ら)に勝つことだけを目標に(授業の目標はExcelとWordの検定取得だったが)、ほぼ毎日、部活の後に学校のパソコン教室に向かう私。

毎日夜の9時近くまで、やったりましたよ。
家にパソコンないから。

当時、学校では「キーボードマスター」というソフトが導入されてて。

まじで思考の速さで打てるよ

あれはマジで優秀なソフトだった。

余りにも優秀で、しかも面白かったので、社会人になってパソコンを手に入れたときに、思わず買っちゃったぐらい好きだった。そしてそこそこ高かった。

用意されたステージをクリアしていくだけで、ブラインドタッチができるという、とんでもないソフトです。あれ開発した人、変態でしょ。

最初はひたすら、

「FJFJFJFJFJFJ………」
どんだけホームポジションさすねん\(^ω^)/

もしも当時MBTIやってたら、
「INFJ INFJ INFJ INFJ………」
って打ってたわ。

ていうか筋トレに近かったな。指の。
いや、指よりも肩がこってたな。

そして最終ステージは、なんでもない日常の文章を入力していきます。なんか、やたらとセツナイ文章もあった気がする。

懐かしいなー!


「ゆうひが さしこむ がっこうの ろうか」

みたいな。忘れたけど。笑

でも、これだけは覚えてる。

「それでは かなへんかんにゅうりょくを べんきょう しましょう」


起動直後の一番目の文章は必ずコレだったから、20年たった今でも指が覚えてる。

っていうかマジで覚えてたことに正直私が一番ビビってる。
どんだけやったんだ俺は。笑

しかも、ランキング機能があって、スコア上位5番目までの成績が、そのパソコンの中に永久に残る仕様になってて。

これはネットで拾ったやつ。
おらの記録は、ガラケーの中に眠る。

俺はランキングが好きなんですよ。
昔っから、人と競うよりも、自分とのたたかいが好きで。

まぁ最初は人と競うんですけどね、ゲームにしても何にしても、大体誘ってきた友達がすでに飽きてるのに、私の方はまだハマってたりするパターンが多かったな。

スーファミのマリオカートとか、いまだにマリオサーキットで1分を切りたくて、時々やるしな。
今は1分0秒台までいったのよ。ここから先が長いの。コンマ単位で削っていくしかないのよね。死ぬまでには59秒台に突入したい。俺はドンキーコング(ゴースト)と戦い続けるんだ。

そんな性格だもんで、

毎日違うパソコンに座っては、ゲーセンの格ゲー荒しのごとく、パソコン教室中の全ランキングを塗り替えていくという鬼畜の所業を行うのであります。

そしたらなんと一台だけ、私の倍ぐらいの速さで打ってるとんでもない記録のパソコンを見つけてしまったんですよ!

こういう出会いって大事ですよね!

私はすごく大切にしています。「同志よ!見つけたぞ!」っていう気持ちになるじゃないですか!noteでもそんな出会いがありますよね!フォローフォロー!ってなっちゃいますよね!

多分、そんな記事に、そんな記事を書いている人に出会いたいから、「note面白い!」って思うんかな?

まぁとにかくですよ。

もう、それ以来、そのパソコンに齧り付いちゃって、吸い寄せられるように毎日座っちゃって、なんなら「必ずや、この変態野郎を探し出す」って本気で思ってて。ランキングにはニックネームとか名前は登録できないから、誰だかわかんなかったの!

女子だったら惚れちゃうな。
どんな指捌きなんかな。
タイピングゲームデートとかいいかも。

あ、あのぅ、どうしてバックスペースを小指じゃなくて薬指で押すの?

それは…ヒミツよ。

えー!教えてよー!

ダメだってばぁ。
まぁ、私のスコア、超えられたらいいけど。

よっしゃー\(^o^)/

なんて、身も心もドキドキ、頭の中はタッチがエンドレスループで流れて、呼吸を止めて1秒でタッチがエッチに思えてきて、エッチなタッチになってて、もうまさにブラインドタッチハイになっていたんですが、とうとう誰だか分かんなかった。

あいつ、誰やったんや。

やっぱ男やったんかな。

別に男でも女でも好きやったで、俺は。

会いたかったなぁ、俺よりも速かったあいつに。

そのパソコンにアドレス書いた付箋でも貼っときゃよかった…

Dear_rank1_omaewa_dareda_from_rank2@yahoo.co.jp

なんて貼ってみたりして。
まさかな、なんつって。

次の日、パソコンに

2nen1kumi_madogiwa_@ezweb.ne.jp

なんてあった日にゃあ、

ドキドキして眠れなかったでしょう。
(妄想です)

今思えば、私が常に座っていたため、そいつが座るのは授業中ぐらいだったのかもしれません。
そりゃ現れんでしょう。アホやん…笑

いや、もしかしたら既に卒業していたレジェンドだった可能性も…

そんな感じで、結局、2年生の頃には、私のことをバカにしてきたA君なぞとっくに抜かしていました。

ある日の授業で、A君がおもむろに私の席にきて

「ちょ、えっ?ちょっと、まじで速くなってない?やばくない?いつの間にそんなできるようになったん?」

ってかなり焦ってたけど、そのときはカタルシスみたいなのは特になくて。

あれ、どうしてだろうか、こいつに勝つためにやってきたはずなのに、なんだか、なんにも感じないんだ…という境地まで達していた。

もはやA君などアウトオブ眼中。
(久々に使ったわ)

心はそう、名もなき変態との闘いに情熱を注いでいたのです。あのときが一番楽しかった。

さらにはキーボードの配置を覚えるために、やる必要のないアルファベットのAからZまで(アズー♫)のタイムを競うサブステージをエンドレスでやってたら、2秒台で打てるようになったのよ。

そしたら、たまたま後ろの席にいた女子が隙間から見てて「うわwめっちゃキモいw」って大きい声で言われて、他の女子が集まってきちゃって、もう耳が真っ赤になってんのに「もっかいやって!もっかい!」って、「2秒ごとに体が熱くなっていく事件」も発生…( ´△`)

とうとう先生にまでうわさが轟いてしまい、文字入力スピード検定という、ただただ速さと正確さを競うだけのナゾ検定を受けさせられました。

案の定、1級に合格。

挙げ句の果てには、校長から全校生徒の前で表彰され、私自身が変態のような扱いになってしまったのです。

知らないのか?この学校にはまだ、俺なんかよりも遥かに変態な奴が身を潜めているんだぜ。

きっとそいつは、俺なんかみても何も思っちゃいないんだぜ。

なぁ先生、見てるか?
なんでも表彰すればいいってもんじゃない。



どうでもいいかもしれないが、もしかしたら俺に触発されて受験を試みる変態なINFJがいるかもしれないから一応説明しておこう。

文字入力スピード検定では…
1級は、10分で1,000文字以上が必須。
初段は、1,500文字以上。
特段は、2,000文字以上。

※俺の試験結果は1,400字ぐらいだったから、惜しくも初段は獲得ならず。せっかく受けるならいっそ変態として突き抜けたかった。

一文字間違えると、一文字分減点という激辛採点仕様。変換のためにスペースを押すタイミングが重要なんすよ。

当時は、パソコンスピード検定って呼ばれてたはず。当然ながら受検料もちゃんと1,500円とられる。そして、就職には特段有利にはならなかった…

その後、社会人になってからもタイピングオブザデッド(文字が書いてあるゾンビが襲ってくる)、寿司打(流れる寿司に文字が書いてあり、打てた皿のスコアを競う)などのタイピングゲームにもハマっていったのであります。懐かしの寿司打のスコアは16,000円ぐらいだったと記憶。あと、名前忘れたけどドラクエみたいなやつもあったな。

就職試験なんかで時々使われる「e-typing」というサイトでは、速さに応じたランク付けがありまして、Sランク以上だと称号をもらえるんですけど、頑張って「レーザービーム」までいきました。

noteのアカウント名は
こちらの苦手キーと
ミス入力数をかけ合わせたものです

自分でも結構速くなったな、って思ってたのに、上には上がいるんですねぇ。
ネットの世界は恐ろしや。

俺はただ、
ジェダイになりたかっただけなのに。


結論、怒り>やる気?


とにかくINFJは、のめり込む力が尋常ではないのです、多分。

INFJのみなさんも、そうは思いませんか?

おそらくあのとき、あんなことを言われなければ、ここまで極端にやってなかったと思います。

まぁちょっと、今回のエピソードは「勉強」という観点とは少し違うものだったかもしれませんが、本質的には似ていると感じてます。

元々、ブラインドタッチなんて、特に興味なかったですし。

とはいうものの、

今となっては、A君に感謝です。ほんまよ。
仕事でも趣味でも使えるし。ありがとう。
けど、好きにはなれなかった、ごめん。

この話から導き出した答えは、
ムカついたらとことんやる」です!

これを勉強に応用することができれば、きっと、普通にやるよりも明らかにパワーが出ると思います。

さらに、やっていくうちにコツとか掴んできたら、段々好きになっていく可能性も大いにあるでしょう。

もしも、今後ブラインドタッチに取り組む人がいたら、間違いなくキーボードマスター、一択です!お節介かもしれんけどオススメですマジで!毎日やるだけで100%できるようになります!世の中に絶対なんてないけど、これだけは絶対です!信じて!特にINFJはコツコツできるでしょ!頑張って!


ここまで読んでいただき、ありがとうございました😊

共に勉強していきましょう🔥

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