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Day89.生涯エンジニアでいられるか

こんばんは。今日は京都に来ています。
大学時代からの友人と2人でご飯しました。
お互いの仕事の話とかがメインになるのですが
その事について触れます。

✅会社の期待と本人の希望について

私も彼も入社10年目を迎えて中堅です。
それぞれの環境や役割も異なりますが
同じ入社の同期が来月で会社を去る事になりました。

仕事で期待されていて、課長への打診もあったのに
彼は辞めて別の会社に行く道を選びました。

企業に所属していると
係長・課長・部長…とキャリアパスを歩む事になります。
もちろん一部の人にしかその道はないですが
その可能性がある人にとっては会社は期待をします。

彼はエンジニアとしてずっと現場で残りたかったのに
会社としては課長のポストを用意した。
当然、課長職になるとほぼマネジメントのみになり
エンジニアとして活躍する事はできません。

彼はエンジニアとしても優秀であるし
人間力・リーダシップもあるため課長への打診もあったわけです。

だいたい現場で優秀な人は人間力もある人が多いです。
アウトプットを出す際に独りよがりでは
なかなか出す事ができないためです。

実際、エンジニアとしてスキルを磨き続けるのと
そこから離れてマネジメントオンリーになってしまうのと
どちらが良いかはその人の価値観になるとは思います。

個人的にはどこでもやっていくスキルがあれば
エンジニアでもマネージャーでもどちらでも良いとは思っています。

今の日本社会はどうしてもマネージャーとしての
キャリアパスしかないのが現場です。
技術畑でずっと現場の人が部長と同じ給与をもらえるかというと
そういう訳にはいかない企業が多いと思います。
そこに不平等さを少し感じます。

CTOなどの技術責任者というポストもエンジニアの頂点としてありますが
実際、技術方針や技術ロードマップを決めたり
大きな方針を示す事はできますが
エンジニアとしてのモノをつくったり、プログラムしたりといった
喜びを味わう事はもうできないでしょう。

どちらか一方に偏ってしまうのではなくて
両方うまいバランスでスキルを高めていきたいなと個人的には思います。

彼は結果的に”大企業”から”大企業”に転職する事になりました。

まだ先はわからないけれども
大企業の場合、結局どちらのスキルもある場合は
管理職を打診されるのではないのかなってふと思いました。

今後はやっぱり”独立”したり、小さくてもやりたい事ができる
企業で楽しく仕事ができればなって思いました。

みなさんはどういう規模の会社で
どんなお仕事されていますか?

私は最近、仕事に対する気持ちが揺れ動いているので
参考にお聞かせ頂ければ幸いです。


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