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インド滞在記 #17 (2004年~2005年) - ビザ更新にタイまで行ってきた話3

前回記事は、「ゴアから列車に揺られ、ムンバイからダッカ経由フライトでバンコクINし、噂のカオサン通りまで辿り着いたものの、初日から寝るところがない・・・」というお話でした。今回はその続きをお送りします。

※インド滞在中にタイまで行くことになった経緯は以下をご参照ください

2005年2月4日 タイ初日からオカマちゃんの家にお泊り(1)
宿は見つからないものの、さすが眠らない街バンコク・カオサン通り。すでに深夜にも関わらず、外をプラプラしたりヒマを持て余している人(主に旅人)が、普通にいます。そして、そういう人たちは概ね親切です。「宿がねー」とワタワタしている私に、ひとりの日本人バックパッカー(カンボジアでボランティア活動をしていると言っていた)がアドバイスをくれました。

「A.T. guest-house なら日本人たくさんいるし、なんとかなるかもよ?」

と・・・。他に候補もないので、教えてもらった宿に直行します(といっても、ちょっとわかりづらいところにあり少し手間取る)。到着したのは、もう午前3時をまわり4時に近い頃でした。

残念ながら、宿の管理人は不在で、泊まることはできなかったのですが、そのお店の前で(午前4時なのに)さきほど出会ったのとは別の日本人男性1名と現地のオカマちゃん2名が談笑しておりまして、自然な流れで会話が始まったのでした。(オカマちゃんたち、片言ですが日本語が話せます)

オカマちゃん:「やっほー、どうしたのー?」
わたし:「今日バンコクに来たんだけど、宿が見つからないのよ~」
オカマちゃん:「あらまー。でもそこ(お店)朝までスタッフいないよ」
わたし:「まじかー、お店開くまで待つのか・・・」
オカマちゃん:「かわいそー。ウチくる?

え?
ええ?
えええ?
・・・
今あったばかりでウチくるって?
どゆこと???もしや狙われている!!??

フツーに考えれば、「いやいや、ないでしょ~」なありえない選択肢なのですが、そこは魔都バンコク。なぜか、「それもおもしろそうかも」みたいな悪い癖(インドでも痛い目見たくせに・・・詳しくは以下リンク先を参照)がじわじわウズウズし始めます。

その提案を受けて、私がまず一番に心配したのは、(見た目は完全にオカマちゃんなのですが)ついていったら逆にホラれてしまうのではないか、という点でした。さきほどの興味深い提案に対する回答をいったん宙ぶらりんにしたまま、世間話が始まりました。私としては、曇りなき眼で見定める、タイ初日から千秋楽さながらの勝負スタートです。

・どうやら「フェイ」という名前らしい
・チェンマイからバンコクに出てきているらしい
・必要に迫られたわけではなく自分の意志で「女の子」になったらしい
・日本人の男の子が好きらしい(要注意)
・近所に住んでいるらしい
・モノは完全に切除されて「女の子」になっている(なぜわかったかって?だって自慢げにみせてくるんですもの・・・)
・「悪戯しないよ~、お話ししたいだけだよ」と(一応)言っている

話してみると、根はいい人、そして本当に助けてくれようとしている、ことが伝わってきました。また、一番の心配点が解消され、結局宿も見つからず(お店が開き始めるまで)しばらくすることもなかったので、この気の良いオカマのフェイちゃんについていってみることにしたのでした・・・。

さて、わたくしめのマナコが曇っていなかったのかどうかは、次回以降のお楽しみでございます。

(つづく)

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