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言えば良いのに、探しちゃう

先日、少しの日数で韓国へ赴いていました。ああ、色んなところ行きたいな、写真なんか良い景色を収めたいな、って思っていました。
特に、ソウルの一大観光スポットにも名を連ねる"景福宮"周辺では、韓国伝統衣装を恐らくレンタルして闊歩されている多国籍の外国人観光客の方たちで、一杯でした。
そこで思いついたのは、この人たちをシャッターに収めてしまえば超ナイスじゃないか、と閃きました。
結局、理由をつけて、実践には至らなかったんですけど、その時に、英語にしても、もちろん韓国語にしても、この言い方とか表現で合っているだろうか、という考え過ぎも起こしてしまい、勿体無かったなあと思っています。

Excuse me, speaking English,OK?
Can I take a photo of you?, because you in Korean dress look so nice.

ちょっと今時間ありますかとか、切り出しもあると思うし、私と一緒に撮るのではなく、あなた/あなたたちオンリーで、とか。
niceの他にも、cute, pretty,beautifulもある。そういうパーツだけではなく、もっとマシな言い方あるんじゃないか、という不安症。どこまでも自分だけにフォーカスした悩みに、支配されて、なんか一歩を踏み出すという気にならなかったのが、残念で悔しい。

話は変わって、ソウルロ7017を歩いていて、写真を撮ってくれと英語で対応され、そん時も、picture?とか1,2,3って合図送ったりとか、Thank youにThank youに返すとか、もう振り返って、もうちょっと何とかうまくやっとけよ、というシーンもあって、ここまで下手くそとは、日本で少し何かを英語で読んだりなんて、下手の横好きじゃないか、と自分に失望はしましたね。

しかし、帰国して成田エクスプレスに乗車した時、号車の最後列の席を取っていたのに、マイシートにおやおや何だか怪しいぞ訪日された殿方が座ってしまっているぞ、よりによって4人全員男のグループ。まさか、ここ日本で使わなけりゃ座席を失う、…
言いました、そうする他ないのでね

Excuse me, maybe this is my seat. プラス乗車券も見せながらシートナンバーも唱えながら

勿論、彼らが間違っているので、意図は伝わり、退きました。やってやりました。ただ、文句ですが、そそくさと機敏に移動はしないわ謝罪もなしだわ。おまけに、何か最後マイシートを牛耳っていたその一人と無言かつ不明のアイコンタクトもして、何だなんだ?この動き、やり取りはどういう意味を持つんだ、とは思いました。
もしかしたらば、maybeなんて付けたもんだから「何を謙遜しとるんだ」なのか、来日初の外国人観光客なのか「おぉジャパニーズめ、英語少しはイケんじゃん」からの目を丸くしていたのか、

this seat is definitely mine. と強めに行くべきか、

please move back to your seatとかplease go awayなのか。あっち行けよ、どけよ、は喧嘩なっちゃうかもしれんから最後は無しというか、最後の手でしょう。

んーまぁ、常用者でもなければ勿論ネイティヴでもないので詳しいことはさっぱり分かりません。勉強不足ですね。ただ、そう、よりによって、どうして旅の帰路で、最後の最後それももう日本に帰国して、席奪われるというプチ緊迫シーンでレッツトライ、イングリッシュ!だったのか、何ちゅう試練を最終盤で用意されていたのか、日本も立派な観光産業国になり海外からたくさんの人がめちゃくちゃ来られるようになったことを、旅の帰りにまざまざと味わわされました。
本当に、空港近辺、都内とか観光地においては、英語くらいできないと、変または妙なトラブルに、遭遇する可能性もあるので、皆さんに喧伝もしつつ、自分も英語力アップと、普通に何の気兼ねもなく、思い切りもせずに淡々と使ってしまう、これが大事だろうと思いました。

最後に、

写真左下を見ていただけると、分かるでしょうか、分かって頂きたい頗る。もしかしたら残念ながら、韓服を来ておられる方たちがたくさんいるのは、この写真からは想像できないかも。しかし、本当に、この宮廷内にも、周辺にも皆さん韓服を着たまま観光しているので、それを見るのも中々新鮮で楽しい。
写真のオファーくらいダメ元で、いっぱいお願いしておきゃ良かったんですけどね。次があるかは分かりませんけど、他の観光地へ行っても、その現地ならではのことをされている姿を収めるのも、良いことかななんて思います。

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