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「意識高い」って言葉から学んだこと。

君は、他の学生より「意識高い」からみんなに伝えるときは
もっとわかりやすく、シンプルに伝えるのがいいよ

7月に入り、多くの20卒の大学生はある程度何社かの内定承諾をし、ホッとしている中で僕はまだ就活を続けている。

そんな中で、たまたま先月受けた会社の最終面接で人事の担当の方に言われた言葉がすごく印象的でなおかつ自分の中で引っかかっていました。

今日はその内容から僕自身の考えをお伝えできればと思っています。

▼目次
①「意識高い系」って何。
②僕と「意識高い系」の付き合い方。
③人事担当の言葉からの学び。

①「意識高い系」って何。

まずはみんなもおなじみのGoogle先生に「意識高い」について聞いてみました。
すると以下のような答えが返ってきました。

要するに「自意識過剰で中身が伴っていないやつ」ってことですね。
Google先生結構とんがっていますね(笑)

この言葉が使われ始めた背景には、
2000年半ばに就職活動のタイミングで
「能力が高く、知識も経験も豊富な優秀な人材」という意味で使われており、現在のマイナスのイメージではなく、どちらかというとプラスの考えで考えで捉えられていました。

それがなぜ今のようにマイナスでなおかつ
鼻につくようになるような言葉になったのか。

その要因の大部分は「リーマン・ショック」と「SNSの普及率」が影響しています。

リーマン・ショック以降、学生の求人が減少していき、なおかつ日本にSNSの文化が導入されたことにより、目立ちたがり屋な学生たちが自分たちで事業を立ち上げたり、企業や会社に対して対抗心を持って意見できる場や
環境が整備されたことにより、
そのような学生に大衆の目を引くことが増えていき、自然と「意識高い系」がうざくて、
鼻につく存在になっていたと言えるだろう。

今では、某携帯会社のCMでも「意識高すぎ高杉くん」というように如何にも「意識高い」についていじっている感じがすごいしている。

②僕と「意識高い系」との付き合い方。

今このnoteを読んでいる方でこんな場面に遭遇したことはないだろうか。

Aさん:「僕今学生団体に所属しているんだよね」
Bさん:「学生団体とかやっているの?(嘲笑って言う)
     てか、めっちゃ意識高くない??
     お前はどこを目指しているの?(笑)」
Aさん:「・・・。嫌、ただやりたいことがそこにあったから。」
Bさん:「俺には無理やわ。そこまでできんわ。」

上のような場面に遭遇したことはないだろうか。
僕は正直多々あります。
結構皮肉っぽく言ってくる友達や知り合いもよくいます。
(基本的には相手していないですが。)

僕は学生団体や学生をしながら昼間にがっつり働いたりなど正直、昼間に普通に学校に通っている学生よりかは色々と違ったバックグラウンドを持った学生です。
詳しく知りたい方は以下の記事をどうぞ。


僕自身一度も「自分って意識が高いな」って感じたり、思ったりは人に言われるまでピンときていませんでした。

ただ、自分の知り合いや友達から嘲笑うかのように「意識高い系」って言われるのは結構イラっとくることも多かったです。

でも、ここ最近はその言葉を言われても特に何も思わなくなりました。

それはなぜかって?

「意識高い系かよ」って言っている人は
「自分が意識低い人間なんですよ」って言ってるもんだから。
正直、自分の上手くいかないことや行動できていないことに
正論を並べて自分を正当化したいって思っているから
他人に矛先を向けてしまう。

ちょっと尖った言い方をしたけど、
この考えを持つようになってからは
色々とガヤガヤ言ってくる人には時間を割く事するバカバカしくなって自分のやりたいことに時間を当てることが多くなった。

③人事担当の言葉からの学び。

さてさて、冒頭に挙げた言葉を思い出してください。

僕はある人事担当者から
「君は、他の学生より「意識高い」から
 みんなに伝えるときは
 もっとわかりやすく、シンプルに伝えるのがいいよ」
と言われました。

この言葉の後には続きがありました。
その話が僕の中で少し「意識高い」と言う言葉から自分が誰かに何かを伝達するときにどこを意識したらいいかを考えるポイントになりました。

「意識が高い学生=自分の頭で考えていることは他人に理解されにくい」

例えば、
Aのことについて話そうとしたときに
意識が高いもしくはある程度論理立てて話すことができる人は
Bと言う前提条件や過程を話さずに、Aを伝える。

ただ、伝える相手全員がAと言われて納得感や落とし込みができているかと言うとそうではない。

むしろBと言う前提を知らないために
「なんでこう考えるの?」、「どこからAが出てきたの?」と言った疑問やハテナが増えていき、挙げ句の果てには聞く耳を持たなくなってしまう可能性が高い。

僕はこのような場面に陥ることが多い。
「これくらいわかっているよね」、「当たり前だよね。」このようなスタンスを取ることが多いためこいつの話は聞きたくねぇなって感じさせている節があることを気付かされた。

自分も大学の授業で
「なんで大学の教授はあんなにも複雑に教えるんだろうな、全く面白くねーわ。」って思うことが多くある。
でも、これも一種の上で挙げた例と同じ状況なのではないかと考えているときに自分の普段の体験に置き換えてみると
すごく納得感を得ることができた。
大学教授も学生が「これくらいは当たり前で知っているよね」って言うことをあえて言わないことで「学生側」と「教授側」で
溝ができてしまい、お互いがむしゃくしゃした感じに授業を行なっているのだと思った。

人事担当の言葉から2つのことを学んだ。

①意識高い学生は「シンプル」になおかつ「わかりやすく」伝えるべし
②相手の立場になった状況下でどこまで伝えれば
 過不足なく伝わるか考えて伝えるべし

「意識高い」と言う単語から学べることがあり
新たな気づきを知れて、1つ成長できました。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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