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うつ株式会社#9 トイレの鏡で。。

飯田先輩が、鏡を見てリセットした方がいいって

精神論じゃなくて

物理的なものだった。。

こりゃ笑われるよ

どこからともなく、頭の中に
ちびまる子ちゃんの声で
「あたしゃなさけないよ」

市川さんからもらった資料きっとインクジェットプリンタ印刷。。そして、乾ききらずに持ってきていたのだろう。
そして、うっすらとある、記憶
昼の眩しさを遮ろうと一度うつ伏せに寝直したこと、最後の極めつけの自分のヨダレ

インクがキレイに顔に写ってますよ

あごのところにうつってますよ
相談役って。。

鏡だからこそ、紙が写ったものを、そのまま読める

自分にとって笑えない
でも、何かに使えそうな姿が鏡の中にある

頭の中で、鏡の自分の顔の下に「こうなる前に相談役に」というテロップをつけてみたい
電車の中での映像広告に使ってみたいアイディアとちょっと何でも楽しんでしまう自分は考えるが。。

流石に、初日に仕事の別オファーがきて、部屋の真ん中で寝過ごして、リアル広告商材写真になる
同期が来年、いや今年のインターンや就職希望者に笑いながら話している姿が想像できる
レジェンドやな

考えながらも消そうとするが消えない。
絆創膏も考えたが、もう五分も時間がない
秋葉さんもきっとこの会話だ

これで挑むしかない

いや、マスクだ!

マスクがある!

花粉症よ、よくマスク文化をつくってくれた
兄が子供の頃はマスクしているとからかわれたというから、感謝するしかない
春だからこその最終道具!

頭の中では、より電車の映像広告の場合、鏡の前でマスクを取り外すと。。って、未だにイタズラパワーが加わって、少し混乱している自分の中では、絵コンテの考えが止まらない。

飯田先輩、甘えさせない宣言は、これをどのように対応するのか後輩へのイタズラ心だな。。

マスクをして、秋葉さんとの面談をすることになった。
秋葉さんは、市川さんと違って医療というか看護師としては、比較的王道に近いキャリアだ。唯一珍しいのが、製薬会社に勤めていたことだが、そこでの経験のお陰でビジネススキルがバッチリである。業務委託の案件は、訪問看護ステーションを経営されていた経験から訪問看護ステーションのアドバイザー的な形で戦術を作り上げる仕事をしている。正直、訪問看護ステーションの経営に明確な戦略を持っている人が少ないためか、戦術レベルならばと秋葉さんが請け負い始めた仕事が戦略の整理整頓、戦略立案系統になっている。そのような意味では市川さんも秋葉さんも戦略系と分類されるのだろうが、市川さんが思い付いて自身で実行していくタイプ
コーチングで言う、コントローラー、プロモータータイプに対して、秋葉さんは真逆だ。
秋葉さんは、戦術レベルがいいと言うだけあって、あまり大きなものは決めたくなく、フォローしてサポートつくりあげていくタイプだ。コーチングで言う、サポーター、プロモータータイプだ。だからこそ、二人の相性がとてもいいのも納得だ。

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