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【カメラ散歩】「台湾発祥の地」安平を歩く

もともと原住民が暮らしていた台湾の歴史が大きく動き出すのは17世紀。オランダ東インド会社が1624年に台南にやってきて周辺を開拓。その37年後、教科書にも出てきた明代の軍人・鄭成功がオランダ人を追い出し、台南を首都に定めた。だから台南は「台湾発祥の地」と言われたりもしている。

その台南のなかでも、オランダ人が最初に上陸した安平という街に行ってきた。いまは観光地になっていて、高校〜大学生くらいの地元の子たちが露店で食べ歩きを楽しんでいる。個人的にはワイワイした表通りからはちょっと外れた、ノスタルジックな雰囲気漂う路地裏散歩が楽しかった。猫もいた。

平日とはいえ、表通りはにぎやか(Nikon D850で撮影)
ただ、歩いていて楽しいのは裏通り。ガジュマルすごい(iPhone 13 Proで撮影)
「安平老街」には清代に建てられた煉瓦造りの建物も残っているらしい(Nikon D850で撮影)
猫がいた。猫がいる路地裏がある街は、だいたいいい街(Nikon D850で撮影)
(Nikon D850で撮影)
この「廣濟宮」は1743年の創建らしいが……(Nikon D850で撮影)
なんか夜はぎらぎらしていそう(Nikon D850で撮影)
(Nikon D850で撮影)
(Nikon D850で撮影)
(Nikon D850で撮影)
レンガとレンガのあいだをサンゴ礁で埋めて補修している?(iPhone 13 Proで撮影)
建物は日本の田舎の公民館っぽいが、ガジュマルが違う(iPhone 13 Proで撮影)
最初はオランダ人が建造したゼーランディア城。その後は鄭成功が「安平城」と改名し、日本統治時代にも税関宿舎用地として使われた(Nikon D850で撮影)
(iPhone 13 Proで撮影)
近くにはイギリス商人が貿易会社の拠点として活用した洋館「德記洋行」も(Nikon D850で撮影)
洋館裏にはガジュマルに侵食された倉庫跡もあり、観光スポットになっている(iPhone 13 Proで撮影)
ガジュマル大好き。ちょっと怖いけど(iPhone 13 Proで撮影)

【2022/09/05の日記】

安平までの道のりは初めて路線バスに乗った。台南版の交通系ICカード「悠遊卡」さえあればまったく難しくない。けど最初の一歩を踏み出すのが怖いものなので、その一歩を踏み出せた自分、えらい。

前述の通り安平をぶらぶら。楽しい。そのあと、初めてシェアサイクルサービスの「T-Bike」を使って、湿地帯をサイクリング(また別途書く)。まさかの宿舎までそのまま帰ってくるという暴挙に出た。これでもう市街地も自転車で移動できる。

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