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台湾留学、学生の強い味方「火鍋店」

台湾に来てからかなりのハイペースで外食しているのは前回投稿の通り。

口にあわないものは基本的に無い。中華であっても洋食であっても、いずれも「ちゃんと/そこそこ」おいしい。これはちょっと……と思った店は、これまでに訪れた200店あまりのうち2〜3店あったかどうか、というくらい。

ひとりで食べることが多いので、高級店とはほぼ縁がない。通学路にある庶民的な食堂に足を運ぶことが多い。これまでにいろんなタイプのお店に行ったなかで、「これは日本にも欲しいなあ」って思うのが火鍋店だ。

火鍋って台湾に来るまで誤解していた。

東京でも火鍋を出す中華料理店にはよく行ってた。が、そういう店で提供される火鍋って何人かで一緒につつく大きめの鍋があり、鍋は中央が仕切られていて、陰陽2種類のスープを楽しむことができた。スープのうち「陽」のほうの1種類は四川系の麻辣(ピリピリと辛い)な味わいだったように思う。

ということで完全に個人的な思い込みだが、火鍋の「火」は辛さを指す言葉なんだと思っていた。

だが台湾の料理店で出てくる火鍋は必ずしも辛くない。

味覚よりは提供方法に重点が置かれているような気がする。テーブルにコンロやIH調理器が設置してあり、客が自分で具材を入れ、ぐつぐつ煮込んで食べる料理、これを火鍋と呼んでいるみたい。

さらに、庶民的な火鍋店にはあと何点か共通するポイントがある。

ドリンクバー付き

まず必ずドリンクバーがついていること。清涼飲料水のほか、充実しているお店ではコーヒーや紅茶のサーバーが置いてあることも。

さらにポップコーンやクラッカーのような簡単なスナック菓子、食後のアイスクリームも取り放題になっていることが多い。友達同士で永遠にだらだらできちゃう。

ご飯もタレも取り放題

自分好みのタレを自由に作れるのも特徴だ。醤油や酢、豆瓣醬、ピーナッツソースのほか、ねぎ・ニンニクなども取り放題。

主食も白飯だけじゃなくて、鍋に入れる袋麺が自由に取れるようになっているお店も多い。これもお腹の空いた学生にはアピールポイントになる。

鍋をぐつぐついわせているとスープが蒸発しちゃって足りなくなる。そんなときのための追加用スープも準備されている。

セルフサービス徹底

こう書いてみると、とにかくセルフサービスを徹底しているんだな。店側は鍋の具材を提供したら、あとはすべて客にお任せという格好になる。

テーブルにコンロが備え付けられている
火をつけるのですら自分で

なにかとビタミン不足になりがちな外食ライフにおいて、これだけたっぷり野菜をとれるのは魅力的。それでいて最も基本的なメニューは150元くらい(600円程度)で注文できることが多い。

これは通っちゃう。通っちゃったツイートを以下再録。


【2022/11/10の日記】

机に向かっての勉強時間は2時間53分。

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