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【台湾ぐるり旅】よくいえば擦れてない最北端

台湾の外周をぐるりまわる「環島」旅行の8日目。前日に引き続き大雨の九份を出発し、隣街・金瓜石をちらっと観光。そのあと貿易港として知られる基隆に向かった。

単純な一日の移動距離は今回の環島で一番短かったかもしれない。これだけだとやや物足りないので、バスを乗り継いで台湾最北端の富貴角にまで足を伸ばしてみた。

最北端・富貴角は最南端・墾丁とはまったく様相が異なり、文字通り何もない小さな漁港でしかなかった。それでも1週間のあいだに最南端と最北端の両方にこの足で立てたという事実に、わたしは心揺さぶられちゃう系なのである。


【2022/12/08の旅日記】

前日夜に大雨に見舞われた九份。朝起きたら晴れていないかなあと期待したが、朝起きても晴れていなかった。

困ったのは朝食を提供する早餐店が見つからなかったことだ。

台南はもちろんのこと、台北でも台中でも朝ご飯屋さんが見つからなかったことは今回の留学生活で一度もなかった。九份のホテルはみんな朝食つきなのか? それともこれも新型コロナウイルスの余波で観光客が激減したせいなのか。

コンビニ飯だけは避けたかったので、朝から甘いものは……と思いつつおしるこ屋さんに入った。

荷物を宿に預けて、隣町の金瓜石へ。ここも金鉱として繁栄した街らしい。バスに乗って15分くらいだが、前回九份に来たときはここまでは足を伸ばさなかった。日本人にもそこまで知られていない街である。

が、まあそれも納得できるかな、というクオリティ。

九份に戻って荷物をピックアップ。雨が降り続けているので追加のカメラ散歩も断念し、もうさっさと基隆まで移動することにした。

宿に荷物を預け、再びバスに乗り込む。めざすは台湾最北端。

先日の統一地方選(九合一)への投票を感謝する張り紙を至るところで見かける

1週間前に訪れた最南端の墾丁と違って、観光地感が全然ない。飲食店はいくつかあるにはあるが、お客さんはほとんどいない。小さな漁港になっていて、この屋根の上の謎のオブジェ?だけは立派な漁協会館的な建物だけが印象に残った。

同じ道をバスに乗って基隆に戻る。

引き続き雨がひどい。机に向かっての勉強時間はゼロ。

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