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【振り返り】愛するということ2023〜友人関係について〜


“愛することを恐れないで、信じることを怖がらないで”

胡散臭い歌詞だなと、2022年までの私なら斜に構えて笑っていたと思う。意味なんて考えたこともなかったが、今ならわかる気がする。


ざっくり言うと、友人関係にずっと悩んでいる。どうやって関係を大切にしていけばいいのか、特にこの4年は悩んだ。本を読んでみたり、人生の先輩に相談してみたり、試行錯誤してみたものの、今の自分にしっくりくる答えにはなかなか辿り着けなかった。

2023年の5月に引っ越して数ヶ月後、東京から職場の先輩や後輩が遊びに来てくれた。本当に嬉しかったのに 頭のなかでは、引き継ぎ後に迷惑かけなかったかな?私に会う以外の予定もあるだろうしどうしたらいいかな?と考えてしまい、どぼーんと飛び込めない自分がいた。私の中途半端な振る舞いが、なんとなくギクシャクした空気を作ってしまったかもと落ち込んだ。
仕事で出会った人たちだけど、大事にしたい縁なのに。人間関係に不器用すぎて情けない。

また東京に行く時に誘いたいけど、相手は忙しいんじゃないか。そもそも自分を友達だと思ってくれているのか。好きでいてくれているのか。断られたら悲しい。など。

気持ちを整理してみたところ、「相手」からどう思われているのかばかり気にしていた。

「自分」はどうなのか

好きだから会いたい、前みたいに話したい、笑いたい

じゃあそれを伝えてるのか?と考えた時に、自分からは何もできていないことに気がついた。

気恥ずかしさ、自信のなさ、プライド。自分から愛することを怖がっているから、相手の気持ちを丸ごと受け取れず、愛されることも怖いのだと。

今回に限った話ではなく、高校や大学卒業後に離れた友人ともそう。

よく聞く友人関係のメンテナンス論について。分からなくもないけど、メンテナンスという言葉がひんやりしているような気がして、どうも受け入れられず。自分が心のなかでずっと大切な友人だと思っていれば、それでいいのかな、と最近まで思っていた。

パートナーからIメッセージを学ぶことが多い。友人を好きだという気持ちが発言や行動に直結している。会いたいと思ったら連絡する。話したいと思ったら電話する。
(愛すること愛されることが怖い、自信がないと前述した私は、彼に対してはそう思わない。安心して躊躇うことなく飛び込める。
彼の周りに友人が集まり、遠く離れた人も悩みがあれば彼に電話をかけてくるのは、そういうことだろう思う。)

離れていても想っているよ、と思うだけでなく伝えること、行動すること。
愛することができたときに、自信をもって愛されることもできるのかもしれない

この思考がネガティブすぎると言ったらそれまでだけど、私にはこの過程が必要だったんだろうと思う。

長い人生のなかで、友人と一時的に離れることもあるかもしれないけれど、大切な人には愛を伝えていくこと、これが一旦2023年の私の答えということで。

2023年のうちに書きたかったけど、いろいろ考えていたら2024年になってしまった。

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