「できない」と思うのは、余計なことを色々考え過ぎちゃうからなんですよ。
下手だからとか、日本人だからとか、いろんなことを考えると、「グランドスラムで優勝なんかできない」ということになっちゃう。でも、子供は何も考えずに「グランドスラムで優勝したい」って言いますよね。僕たちも、子供たちみたいに本当にシンプルに、「こんなことができたら嬉しいな」と思って、目標を掲げたらいいんです。
─成田緑夢（パラスノーボード選手）
…松岡修造「弱さをさらけ出す勇気」（講談社、2018年6月）​より

人生の半分以上「できない」と考え続けて生きてきて、どれだけ成長のチャンスを逃し、行動をしなかったことを悔いたか。
行動しなかった当時、周りに「お前には無理だよ」「できるわけがない」という言葉を掛けられ続けて、自分には無理なんだと思い込んだ。
周りにやいのやいの言われたくないから、卑屈になって抱え込むことで、自分を守ろうとしていた。

でも、もう今の自分の周りにネガティブな言葉をかけてくるような人はいなくなった。
10代～20代の間、自分の目標を口に出してもどうせバカにされるんだろうな、と思って卑屈になっていたけれど、もう大丈夫だ。多分。

そんな環境なんか捨ててしまえばいい。
せっかく成長できるチャンスを、自分の責任ではなく「他責」で失ってしまうのはもったいない。

まだまだ未熟者ですが、少しずつ前に進んでいきます。