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名付ケ師が解説する『土』の意味。そこにあるコトタマの姿とは?

こんにちは。

ハラヨミ通信「記響-フミユラ」の諒太です。

ハラヨミ通信「記響-フミユラ」では、日本語と心に関わる研究や言葉の創造を配信しています。

今までは「情動リテラシー」に関する内容を配信していましたが、日本語である五十音の構成と言葉創り、それに連動する心の様子についてふれていることで「ピクっ」とする感覚に包まれることから、本記事をもって配信する内容を変更し今とこれからに必要な日本語の話を配信してまいります。

「情動リテラシー」に関しまして、以下の記事にて「心と暮らしと未来心理分析」を行った記事に集約させております。

これから私達はどのような「心境」になっていくのか?。日月神示が示す「アオウエイの世」とは?。どのような「在り方」になっていくのか?。これからの仕事は?。など先を見据えた未来分析の記事となります。


(読者様のご感想も掲載)

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今回は『土』という言葉を、心と体で体感、理解していこう!という趣旨の記事になります。

本記事で言霊を取り扱うのですが、取り扱う書籍は「古事記と言霊」を参考に言霊の力動をおさえ、「心と体」で言葉の構造を感じ取っていきましょう。

さて、今回とりあげる『土』になりますが、この『土』にふれている時、『土』にふれた時の微細な心の躍動というものを思い出しながら、本記事をお読み頂けると幸いです。

『土』

というのは

「言霊ツ」
「言霊チ」

の二音から構成されています。

それぞれの言霊の力動の意味は「古事記と言霊」より引用し如何に記述します。

大戸日別の神(おほとひわけ):言霊ツ

人間の言葉の循環の立場から見ますと、大戸日別の神の大戸とは大いなる十の創造知性(父韻)の意で、日は霊で働きのこと、別は元の場所から離れて現われ出てくること、となります。実際には創造知性の働きである言霊トが婚いとして言霊ヨである四つの次元宇宙に「ツ」と近づき進む様子を表します。

古事記と言霊 P109

宇比地邇の神(うひぢに):言霊チ

言霊チとは宇宙全体がそのまま現象となって現れ出ようとする力動韻ということです。

古事記と言霊 P34

言霊チは一部引用としました。

以上が「言霊ツ」と「言霊チ」の力動になるのですが、「言霊ツ」について難解な部分がありますので解説をしますと「言霊ツ」は

「渡す」

という特性を持つ力動になります。

例えば、「連なる」「続く」「積む」といったように何かが連続していく様によく「ツ」が現れます。

会話のなかでも話の接続として「つまり」を使うことがあると思います。

こちらの記事でも「ツ」についてふれています。

というところから「言霊ツ」「言霊チ」をより単純に繋げていきます。

・「言霊ツ」
渡す

・「言霊チ」
宇宙全体(精神宇宙)が現れ出ようとする

という構造になっていきます。

これを一言にまとめていきますと

「渡され、宇宙(精神)が現れようとする」

となります。

ここで、「土」にふれている時の感覚や心の状態を思い出して頂きたいのですが、「土」を触っていると、どことなく気持ちが晴れていったり、落ち着いたり心が「バッ」と広がるような微細な感覚や解放感ある感情に包まれるような経験はないでしょうか?

その「バッ」と広がるような微細な感覚の元になっているのが「言霊チ」です。

「土」にふれることで精神宇宙がひろがるという状況のことを、「土」という物体が精神宇宙が現れるキッカケを渡してくれたとまとめられ

渡す(ツ)精神宇宙(チ)

となり、『土』と名前が付けられるようになったということがみえてきます。

このように『言葉』(名前)というのは心や状況と密接な関係のあり、それを芸術レベルで表しているのが日本語・大和言葉の特徴かと思います。

今回はこれくらいで。

ハラヨミ通信「記響-フミユラ」
諒太

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「命がノった名前」とは?

「言霊がノった名前」とは?

日本語の構造を使いその名前に「命を吹き込む」工程と「名前」の重要性をこちらの記事で説明、公開しておりますのでご関心のある方はお読みくださいませ。

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