シルバーキー

2018ニンジャスレイヤー投票対象エピソードのヒトコト感想(AOM本編+プラス分+年間MVP)

よくきたな。お餅搗きさんだよ。ペッタンコ!

完全に正月気分(虚無)に浸っていて、ろくに文章を叩いていなかったので出遅れたが昨年に引き続き全作品ヒトコト感想コーナーだ。よろしくね。

投票作品は迷っているので後日追記します。

対象エピソードはこちらから。

◆投票方法◆
あなたがTwitter上の投票タグ「 #ニンジャスレイヤー投票な 」にツイートすることによって投票される。「 #njslyr 」や「 #DHTPOST 」 をつけてもかまわない。エピソードの紹介記事をnoteで書き、そのアドレスをつけることも歓迎です。

◆投票対象エピソードのヒトコト感想◆

 ◇AoM第2シーズン第1話【コールド・ワールド】

正直期待値の低かった第一話。テンションが低い。神話生物が急に出て漁師が死ぬ。ロケットヤクザが出てニンジャが死ぬ。エル・キケンのようなテンションが下がる暗黒組織が相手なのか?と不安になるが、冷凍ニンジャスレイヤーというみかん的なエントリーでさっそくタイトルを回収するというワザマエとゾーイとグレイハーミットの登場がかなり早く心ウキウキさせられる。そして、歴代ニンジャスレイヤーオールスターズの総登場。釣り糸を垂らす兄妹のような二人、強く殴ってニューロンを癒す。完全に手綱を握られている。ホワイトアウトはかなりの手練れでありザルニーツァの強襲でシルバーキーがまた死ぬ。あああ!心が痛む。冷水をかけてコトブキ=サンで温める!我々は完全に手綱を握られている。

 ◇第2話【ライフ・アフター・デス】

第2シーズンの主人公の一人、スーサイド視点のエピソードだ。オッサンと呼ばれるようになったスーサイドの貫禄。ぼくらの親友だと思っていたスーサイドの知らない友人。切ない。シンウィンターさんが食事をする動画コンテンツ。ニンジャスレイヤーTRPGで大量に爆発四散したサンシタニンジャと同程度のメンタルを誇る新シックスゲイツのインシネレイトさん。(ソウカイヤの宝)「彼は奪い所有すると忘れてしまう」というシンウィンターの性格がシンプルに表現されている。それは特に裏の意味も深い思慮も理由もないことがシーズンが進行するにつれて判明していく。フラットな水盤のような男。何もなさ過ぎて特異点となったラスボスである。みんな大好きアイアングリルさん。燃える宿泊申込書。ヤクザUターン!昔の自分とマスラダを重ね合わせるスーサイドおじさん。

※このエピソードで登場したマスラダの文字化けしたIPアドレスについて、2000文字くらい書きましたが現状不明点が多く腐らせていたらシーズン2の終盤でさらにわけわからないことになり封印しました。

待って!このペースで全部やったら書き終わるのがホットな季節になるわ!

ペースを早めます。

 ◇第3話【ベイン・オブ・カトー】

サップーケイの効果範囲を回避するというザルニーツァの挙動に全オスモウヘッズが戦慄いた。(また前提条件やりなおしかよ……)
みんな大好きベアゴージ。そして、みんな大好き敵幹部会議(ワイズマン)総登場。キンジャールさんとかスノーマンさんとか……過冬のワイズマンのプロ意識と性能の高さはヤバイ。それを束ねるシンウィンターの株も高まっていく。(しかし彼は虚無な水盤なのだ)

 ◇第4話【ポッシブル・ドミネイション】★

サキュバス=サンの出現と同時に世界中の「スケベ感知者」がアクティベートした。これは古のスケベトラップ「スケベドミネイター」ではないか。我々スケベ・ニンジャ・クランの期待に応え、スケベドミネイターが姿を現した。ありがとうサキュバス=サン、我々は貴方を忘れない。

 ◇第5話【ハート・オブ・ダウントロッデン・ソウルズ】

マスラダ版アラシ・ノ・ケン。登場するなり国際探偵と私立探偵が蹂躙する。プリンス区画の「歯医者の王子様」リビングのスケベ音声と共に繰り出されるボックス・カラテ!右、左、ウン!ウン!

 ◇第6話【カウンシル・フジミ】

「さぁ始まりました。フジミ・会合。解説はタカギ・ガンドーさんです」「ドーモ」
「初手は、ピザです」「タキに効いています」
「寿司、寿司、ピザ」「コトブキ=サンの甲斐甲斐しさが光りますね」
「おっと!こっちにクローザーが飛んできましたよ」「夢ZBRを吸って落ち着きましょう」

※ソウカイヤと過冬の抗争が激化。シガーカッター VS スノーマンという名勝負も生まれました。

◇第7話【ベリアル・アンダーカバー】

謎めいたガーランドの主観視点から始まりブルハウンドがホローポイントに拾われる。抗争が加熱するにつれカメラの位置が高まり解像度が下がっていく。サイグナスさんとカシマールの情報把握が胡乱になっていくことがわかる。花を供える男、ガーランド=サン。いぶし銀だ。この辺からインシネレイトが死ぬ気がしなくなってくる。

 ◇第8話【ドラゴン・インストラクション】

「一番美しいお前号」「溶けたフレームをかけなおす伊達男の君」「ストーカーさんはブレザーだと思います号」「コトブキ=サン"後でね"ってなんだよ嗚呼呼呼号」等のオールドストーン大船団がタイムラインに現着。シトカ情勢は激しく加速していく。意図的なインフレーションにより視界が定まらなくなってきた展開が成就してキャパシティを超える。そして、もはやニンジャスレイヤーとサツバツナイトはさながら二筋の矢となった。(ここで主題歌が流れる)

 ◇第9話【フリージング・フジサン】

激化した抗争から大船団を交えたメイルストロムへ。シトカ全体が脈動する最後の戦いが始まる。シトカ富士ではオマークをめぐる争い。シキベとコトブキの見目麗しいカラテがさえわたる。タキは姉を巡る因縁に決着をつけて、ダブルニンジャスレイヤーはシンウィンターの前に立つ。しかし、サツガイの祝福を受けたシンウィンター軍団は、これまでと比較にならない力を身に着けていた家長はシトカ・ニンジャと名乗り全てを守るために愛の拳を掲げ純粋なヤクザ・アサシンとして……なんて虚無な男なんだシンウィンター。

 ◇第10話【アルター・オブ・マッポーカリプス】

リアルニンジャと化したシンウィンターの守りたかったシトカがリアルニンジャ顕現のヒャッキ・ヤギョに蹂躙されていく。サツガイは自由に遊び世間をゴチャゴチャにかき混ぜていく。無造作に伝説のニンジャを呼び、モータルをニンジャ化させ、ニンジャに新たなジツを与える。規格外のハッポースリケンをビルを媒介に組み立てる塊魂ジツを発動、そこへザイバツがベッピン回収のために引き寄せられてくる一方で赤黒ペイントセスナが太陽を覆い隠すように出現。ダイナミックエントリーで結果的にヒャッキ・ヤギョを撃退することに成功赤黒の龍となって南へ飛ぶニンジャスレイヤーを追うコトブキとヘラルドという青春の影に隠された、ガーランドの純情!!嗚呼!!ごはんが、ごはんが足りない!!!

シンウィンターへの追慕や終局の回想については、他の識者に任せます。残り2割くらいまできたかな? という展開の、そこから120割くらいストーリーが展開したことについては脅威でしかない。この作品、ニンジャスレイヤー!!どこまで底が深いんだ。AOM第三シリーズ、どこまでいく!?

残りの記事(随時追加します)

 ◆【クルセイド・ワラキア】★

加減しろ!というレベルの多層的な構造。登場人物の印象が次々と移ろい強く美しく官能的な吸血が行われ、圧倒的な進軍が行われる。これぞ長期連載。これぞハイコンテクスト。これぞ「これが読みたかったんだろ?」 

ウン!!


 ◆【アイアン・アトラス・ブラックアウト!】
 ◆【アイアン・アトラス・ホットショット!】

どっちがどっちだっけ。このシリーズは飲み終えた後の爽快感と共に記憶から内容が抜け落ちてしまう。だが、それがいい。

 ◆【ドラゴン・ドージョー・リライズ:奮闘編】

「これが読みたかったんだろ?」 ウン!!
天候を変え神話の域へ到達するカラテの交錯。善意のすれ違いが噛み合い新たなドージョー像を作り上げる。フジキドがリアルニンジャの可能性を見出したからこそのワラキアの展開ではないだろうか。

 ◆【エグゼクティブ・スプレンダー】

しばらく影の薄かったアイツが再登場。どっか抜けているようで、それでも優秀なアイツがイキイキしていると(いつか破たんしそうな期待も含めて)楽しいものです。

 ◆【プロフェッサー・ウミノズ・ストレンジ・フィールドワーク:ウラシマの岬の巻】

殺人を厭わないスーパー冒険家となったウミノ先生の大冒険だが、タマテとウラシマの民話の方に興味が引かれる。あまりにも深海とコズミックなホラー趣味が前面に出ておりTwitter連載をしたら発狂者を続出させてしまう危険な読み物だ。

 ◆【ガイオン・エクリプス】

長尺高精細R15で突き進む奇譚ファンタジーであり、超高度な伏線の張り巡らせ方やクライマックスまでの話運び、どこまでついてこれるかな?と挑発するようなキャラクター総登場となった。常に共にいた家族と変わってしまった姿で再開するガンドーとフジキドが重なり、否応なくエモーションが高まっていってしまう。

 ◆【デッド! デダー・ザン・デッド!】

正直なところ、うまく連載ペースの乗れていなかった気がしないでもない。当初予告していた低知能低解像度高ペース更新とはならず、最終的に帳尻を合わせたものの、その結末は期待とは大きく異なっていた。もっと短めに完結させて、結末部分は「DDD2」でもよかったと思うんです。

 ◆【サムライニンジャスレイヤー:ショーグン・アンド・ニンジャ】

残酷!暗黒!サムライ・ニンジャスレイヤーらしい鰐が出る暗黒時代劇。新たな配役や罪罰影業七本槍等の情報密度が高すぎて実体化している棒で殴られる大変な短編だ。

 ☆【フォ・フーム・ザ・ベル・トールズ】

大変なことになってしまった。この作品がNoteから放たれTwitter連載されたことによりエヴァポレイター=サンに対して非常に多くの注目・考察が行われニンジャ名鑑ニンジャスレイヤーカードが掲載される事態にまで発展してしまった。私もヤバすぎて記事を書いた。本当にこれは事件であった。

しかも、2019年1月にもなって思い出しバズしたりしている。

 ◆【デッドリー・ヴィジョンズ:ドライヴ・フォー・ショウ】★

フジキド性、カイト性、トンチキ性、残虐性、すべてを満たしたデッドリービジョンズ界の最高峰。磨き抜かれたダイヤモンドだ。

 ◆【ネオサイタマ・アウトロウズ:ノー・ワン・ゼア】★

何も起こらなかったが読者だけは知っている。その時、何が起こっていたのか。それは架空のニンジャかもしれない。「ニンジャなんていない、ニンジャなんて」十二国記に対する魔性の子。交わることはない表裏一体のモータルたちの世界だ。

年間MVP

☆シャード・オブ・マッポーカリプス(43):電話王子様

いうことなし。文句なしので年間MVP記事です。みんなこれを読みたかった。 2019年は、どんな謎が明らかになるのか。「そでん」「おマミ」みんなも待っている!!

いじょうです。

おつかれさまでした。

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