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「義務教育の敗北」隠される問題

こんばんは、Uちゃんです。
今日は「義務教育の敗退」について書いていこうと思います。
インターネットの投稿で「義務教育の敗北」というネットスラング、見かけたことある方多いのではないでしょうか?
私も「生理は青い血が流れる」的なツイートを見かけて義務教育の敗北wwwなんて呟いたりしてしまうことがあったのですが…
高校認定試験の勉強をしていてよくよく考えたら義務教育の敗北しているのは自分では?と思いこの記事を書くに至ったわけです。

義務教育の敗北という意味

ニコニコ大百科にはこう記載されています。

通常、義務教育は、帰国子女などの稀な例外を除き、日本国民全員が受けているはずである。しかしながら、このタグが付けられている動画では義務教育を受けているのかも怪しい言動が見られる。それらを指して「義務教育の敗北」と評される。

義務教育は小学1年生から中学3年生までの9年間の間教育を受けることが保証され義務づけられている。
憲法にも「子どもは生まれながらに、その尊厳を尊重され、人格と能力を最大限に発達させるために必要な学習をする権利を有している」とある。

学習の機械の損失

義務教育はみんな当たり前に受けてるよねが、
基本にあるので「義務教育の敗北」という言葉が当たり前に使われる。
バラエティ番組でタレントが義務教育レベルの問題を答えられず「おバカタレント」として笑われているのも同様のことだと思う。
が、しかし義務教育を当たり前に受けられてない人は多い。
文部科学省による2022年の調査では、不登校の小学生は全国で6万2,862人、中学生は全国で13万2,777人いるということがわかっている。
つまり中学生の25人に1人が不登校である。

私も義務教育を受けられてないその中の1人であり、大人になって高卒認定試験の勉強の際に、
知らないことの多さに自己肯定感がゴリゴリ削られてしまっている。

おバカに隠されている問題

私は変に知識は多く持っていて(得意不得意はある)普通に社会人している分には実は困ったことがあまりなく、物知りに思われることが多い。
が、部分部分で「アレ?大丈夫?」なことが起こるのが学習機会を失った人間だ。

先ほど例に挙げたクイズ番組で頓珍漢な回答していしまうおバカタレントのように「おバカ」な人は実は学習の機会を失っていたり、発達障害や学習障害の傾向があることも多い。

当たり前にみんなが知っていることを知らないことは、馬鹿にされる対象として扱われることは仕方がないのかもしれないが「義務教育の敗北」や「おバカ」の裏には問題が隠されていることもネットスラングを使う前に知って欲しいと思う。
その当たり前は当たり前ではないのだ。

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