ゆうすけです。今日は子どもの頃に憧れていたコトについて語ります。自分でも急に書こうって決めたので、恥じらいに心の整理が追いつかず、かなりザワザワしております。

実は小さなころから『絵を描くこと』がめっちゃ好きでした！ドラゴンボール全盛期に育った僕は、鳥山明先生の描く世界に魅了され、ひたすらに模写していました。

4年生くらいになると幽遊白書が始まります。少年ジャンプ黄金期ってやつですね。友達に頼まれてはずっとマネして書いてました。

もちろん楽しくて楽しくて仕方がないわけなのですが、高学年くらいになると子どもながらにちょっぴり色気付いてくるじゃないですか、運動できる男子とかがモテちゃう時代に突入します。

ここで、ひょんなことから僕は野球を始めます。それはそれで面白くて…ちょっとばかり運動できていい気になっちゃう奴になってくんですね。漫画やアニメがスキすぎて漫画家目指しちゃうあの時代、僕の中では逆にこんな世界で成功するのは無理だろうみたいなちょっとした諦めの気持ちがあったんですね。なので特別封印したわけではないんですが、徐々にイラストを描くことから遠ざかっていきました。

ドラゴンボールと幽遊白書はマジでハマった(もちろんスラムダンクとかも)

ガンダムと冬眠

僕が中学の頃に『エヴァンゲリオン』が放送されました。まぁ社会現象になったくらいですから、今でも映画館やパチンコ店を賑わすくらいですから、その人気たるや絶大なものです。（いつになったら完結するねやろ）

そうしてどっぷりガンダムという奴にハマっていきます。コアなファンの方からすれば『何でその流れやねん』的なこともいろいろあるでしょうが、まぁそこは男の子なんですね、きっかけはいたってシンプル、スパロボにめっちゃハマったんです。

書いていて思い出しましたが…そういやガオガイガーとかやってましたね、めっちゃ懐かしい。今さらながら週末はサブスクの罠にハマってしまいそうです。笑

流れ者はそうやってそこから本作が気になって身漁る日々が続きます。以前にも書いたかもしれませんが、僕は中2の秋頃から少しの間『引きこもり生活』に突入します。昔から体調不良で学校休むとなぜかビデオをレンタルしてもらうようにお願いするんです。そして続きものをしっかり見ては不思議と体調回復に努めるわけです。

どう考えたって体に悪いことしてるんですけど。

少しの間人生というレールから外れ、冬眠しながらガンダムシリーズを片っ端から見ていきます。でも不思議な縁というか…様々な体験を通じて理不尽を受け入れながら大人になっていくってフレームワークが続くわけです。見たことある人ならわかりますよね。

ですが今でも感謝しているのは、おかげで僕自身も現実世界の理不尽を受け入れることができたことです。ガンダムじゃなくて他のもの見てたらもしかすると社会復帰していないかもしれません。（当時の野球部の顧問に強制連行されていた可能性大ですが笑）

やりきれない思いを露わにするタイプの主人公から、それでも黙って任務遂行に着手して徐々に壊れていく主人公まで、本当にいろんなタイプがいるわけで。

現代ではワンピースのクルー達の設定に同じようなことを言われますね。それぞれのタイプに応じて自分を重ねることができるのでワンピースというマンガはあれだけ多くの指示を得ているのだとか。単純に話が面白いからだとか。

男って単純、つまりバカな生き物

実際、恥ずかしながら大人になってもグッとくるときはあるもので、先日も鬼滅の刃の映画を見ながら目元が熱くなっている自分がいました。子供が生まれて家族ができてからは『野原ひろし』は僕たちパパにとってもヒーローです。

子供はやっぱりいつの時代もクレヨンしんちゃんが大好きなようで…うちのママはあんまし興味がないのでいつも映画に連れていくのはパパの役割。実はそれがパパにとって最高に幸せな瞬間だとは嫁は知らない…

なかなか恥ずかしくて言えない『名言』ばかりです。映画館では、子供たちにバレないようにいつも泣きそうになるのを耐えております。笑

そして、こういう漫画やアニメの中からしれっと名言引っ張り出してくる属性の民がとてもスキです。女性のことはよくわからないけど、男って意外とこういうのスキだったりします。もちろん全員ではないけれど。

インターネットのおかげで

でも若い頃って『オタク』って言われたり、バカにされたりする一定の文化ってあるじゃないですか。それでクラスの中心の人たちが自分たちの地位を上げたがる例のやつです。いつの時代も学校の教室などの小さな世界ではまだまだそういう風潮って消えてはいなくて…

ですが徐々に『オタクでいいじゃん！』って文化が根付いてきている気がしています。ネットの中では完成しているのかもしれませんね。つまりは、『自分らしくでいいんだよ』ってことなわけですから。

羨ましいなと思うのは、インターネットを通じて全国・世界の人たちと繋がることができるようになったことや共通の話題で盛り上がれるようになったこと。僕の同級生はオタクと言われてお尻蹴られたりしてましたから。

さらに、そういうコミュニケーションが文化となり、自作のイラストや漫画、動画なんかをシェアしたり、売ったり買ったりすることができるようになりました。

これは本当に夢がある。世の中に知られていない一部の地域で有名なクリエイターさんがめっちゃ増えましたね。インフルエンサーという言葉が注目されていったように、漫画やアニメの世界でも同じことがどんどん増えています。

noteもその一種だと思っていて、これまではほんの一握りのスーパースターにしか与えられなかった権利が誰にでも平等に与えられたプラットフォームだと思っています。

10000万人の人には見つけてもらえないかもしれない、けど必ず誰か1人は見つけてくれるんです。本当にありがたいことだと思いますね。

僕が引きこもっていた頃に同じような仕組みが存在していれば…って時々思うことがあるくらいです。共通のスキを繋ぐことのできる文化は本当に素晴らしいと思っています。

あとは相互のリテラシー

男女の平等とかにも同じことを時々感じるのですが、これだけネットの世界で同じ思いの人たちと仲良くすることができるようになったので、ネットの中で憂さ晴らしというか、逆に気が合わない人たちを中傷することが正義であるかのような文化が見受けられることが懸念されます。

ポジティブにネットの世界に溶け込むのは良いことですが、仲間を見つけて集団で他者を否定することのためにそれぞれのコミュニティは発展していったわけではないのだから。

夢中になりすぎるとリテラシーに欠ける行為を無意識にしてしまいがちなのは人間の愚かな部分です。せっかくなので笑って過ごせるために活用していきたいものです。

うちの長女も遺伝なのか絵を描くことがめちゃめちゃスキなんです。だからもうすぎタブレットとタッチペンをプレゼントしてあげようと思っています。思いっきりスキなことをしてそのスキルを磨けばいい。

『やりたいことをスキなだけやりなさい』って親は本当はみんな言って上げたいんだけど、そうするにはぶっちゃけ勇気が必要です。

もう一つは『やりたいことをする＝嫌いな勉強はしなくていい』という間違った構図を正していきたいとも思っています。

スキなことを突き詰めていくと『あの時サボらんとしっかりやっておけばよかった…』ってことが必ず出てくるんです。実際、僕もいっぱい経験しましたから。

だから斜に構えるわけでもなく、嘘偽りなく体験したことをそのまま伝えてあげようって思っています。そういったそれぞれの体験談も含めてたくさんのことをシェアし合える環境や人との関係を構築していきたいものです。

最後まで読んでくださりありがとうございました。