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年の瀬の寿司 第20話

 本記事は以下の記事の続きとなっております。こちらを読んでから本記事を読むことをおすすめいたします。

第8章

とあるカードゲーム

 そろそろすることがなくなってきたので私はあるカードゲームを用意した。“タイムライン”というカードゲームなのだが、ご存じだろうか?

これ



 簡単にルールを説明すると、カードを5×人数分手札として配る。この手札が0になればその人の勝ちである。カードには裏表基本絵柄は同じで、歴史的には起こった事物が書かれている。だが唯一違う点があり、それは年号が書いてあること。(年号を書いてない方を表、書いてある方を裏とする。)基本的プレイヤーは手札の裏は見てはいけない。
 手札とは別に一枚カード(便宜上“単位カード”と呼ぶことにする。)を裏の状態で机に置いておく。この単位カードの年号を基準に時系列順に並べるゲームだ。年号は左からにいけばいくほど古く右へ行けば行くほど新しい。我々は表を向けてカードを持っておりそのカードの事物がどの時系列で起こったかを当てるゲーム。当たったらそのまま。外れたら正しい時系列に設定し、山札からカードを一枚取る。これでカードが先になくなった人が勝ちの意味がわかっただろう。

大苦戦

 上記のルール説明を拙くした。私の説明が拙いせいが微妙に伝わっていないご様子。私もこのカードゲームをやるのは5年ぶりくらいだったのでうろ覚えなところがあった。やっていくうちに徐々に理解していってくれた。
 そしてL.M君が一言。「カードが増えれば増えるほど難しくなっていく奴やん。」そうなんだ。カードが増えれば増えるほど選択肢が増えていく。任意のタイミングの選択肢をn通りとすると次の人はn+1通りとなる。カードが増えると選択肢が一個増える。今回は5人いるので次自分が回ってきた時にはn+5通りだ。さらに年号は平気で紀元前まで存在する。知識をなければかなり難しいゲームなのだ。

無茶苦茶外れる

 ここまで読んでくれた人ならわかると思うが歴史が得意な人は結構有利である。しかし生憎理系と歴史の苦手な人文系しかおらずかなりの長丁場となった。机上のカードが増えていくと机上の事物の出来事から推測するやり方も見受けられたが、結構外れる。僅差とかでもなくとんでもない大外れをする場合も少なくなかった。ちなみに私は結構大外ればっかであった。
 苦戦はしているものの、結構白熱はしていた。ここのパートにもうだけ詳しく綴っていきたいので今回はこの辺で止めておこう。

今回はここまで、次回もお楽しみに。
※卵が細かすぎ...

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