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美味しい街って、なんじゃらほい?

松岡まりちゃんが、国分寺市議会議員選挙にチャレンジするということで、昨日まで連日、国立駅前で「駅前トーク」を開催していました。私も、インタビュアーの一人として、二日間、トークに参加。話す度に内容が分かりやすく、ブラッシュアップされていく様が、とても楽しい♪

昨日はすわれいこちゃんとのトークで最終日。
インスタライブのアーカイブを聞いてみて、まりちゃんファンが集まるオープンチャットに感想を書いてみました。今日はそちらをシェアします。

美味しいとは?


「美味しい」を、市政にどう具体的に繋げるのか?というれいちゃんの真面目に愛を持って突っ込んで聞いてくれてたのが、面白かったです。

「給食よりお家のご飯の方が美味しいと言うことがある」というお話を聞いていて、思い出したのは、忙しい夜とか、余裕のない時に、近所のドラッグストアで買うレトルトのパスタソースとか、カレーを使って済ますことも、稀〜にあるなあということ。

そうゆう時って、子供たちは、珍しい味だから食べてはくれるけれど、私自身は、なんかちょっと気分が落ちてしまうんですよね。なんのために生きてるのかな〜って感じてしまう。。。。。家畜になった気分になるというか。ごめんなさいね、ハードな言い方しちゃいますけれど、悲観的なところもあるんで。でもそうやって、誰のために、誰がどんな想いで作ったのかが、不明確なエネルギーや食品って、やっぱり食べると寂しさが増すんですよね。

でも自分がいい氣分で作ったものとか、誰が優しい気持ちを込めて作ってくれたものは、元氣になるんですよね。あ〜愛されてるな〜って。

あなたのために、大切に、作ったご飯だよ。お野菜やお肉、お魚も地球で大切に育まれたんだよ。って差し出されるご飯と。
誰が食べるかわからないけれど、とにかく仕事だから作ったよ。疲れたよ…って生産者さん、調理師さんが感じているご飯を見比べたとき、なんとなくその輝きとか、オーラとかも違うだろうし、もちろん食べた時の味わいや、栄養の吸収率も違うと思うんですよね。それって、一人一人の人が持つ潜在的なポテンシャルを引き出す力もきっと変わってきますよね。

また逆に、どんなにおいしいコースや懐石を食べても、緊張する相手と一緒だったら、なんか食べた心地しないし(吐いちゃったことありますよ)、どんなに安いレトルトカレーでも、私がその時大好きな人と一緒に食べてたら幸せに感じることもありました、過去に。

美味しい=元氣になる?

つまり美味しいって、物理的なお味のことだけじゃなくて、社会的なことも関係する感覚。

それって、食品だけじゃなくて、あらゆるサービスや商品がそうだと思うんですよね。例えば、1歳児検診とかでみんなわーっと集まるけれど、知らない親子ばっかりで、なんかよくわかんないけど、お医者さんや保健師さんとさっと話して、成長曲線に入ってるねOKだね、みたいな感じで、お家帰ってきたらなんだか疲れたよ、これからまた一人で頑張らなきゃいけないのかっていうのと。
担当の保健師さんや助産師さんとゆっくり話せる機会があると、例えば子の育ちがゆっくりだったとしても、自分が未熟な母でも、まあぼちぼちなんかまた今日からマイペースで楽しんでみよって思えることもある。
反対に、どんなにカリスマ助産師って言われている人に診てもらったとしても、自分と相性が良くなければ、その時間ってすごく苦痛になる。
さらに、わ〜っと集まった検診に仲良しの親子がいたら、その時間は楽しくなるよね。

まりちゃんがインストールしてみた「子育てのためのアプリ」がなんか遠く感じた、頼れない、って感じたのも、根本は同じだとおもう。

まりちゃんは、人と人が無理しない範囲でなんとなくゆるっとつながりやすく、そして支え合いやすくする、声をかけやすくするような雰囲氣作りを身近なコミュニティにおいて目指してきた人。無理のない感じで、有機的な循環の中にいる時って、自ずと人は元氣になってきますよね。人が元氣になれば、当然、人のポテンシャルが発揮されて、街は元氣になりますよね。

美味しい街とは?

総じて、「美味しい」って感じるってことは、感覚感情を持つ人間一人一人が、「私はこの街において、一人の人間として、認識されていて、大切にされている存在なんだ」って感じられるような、生きている心地、QOL(Quality of LIFE)が保証されている、守られている状態。お味のことだけじゃなくて、食べる時の社会的な背景もすごく重要で。そうゆう意味で、「美味しい」って感じること、そのキーワードを大切にしているのかなと思いました。

まりちゃんが議員になったとしたら、そんな、血の通ったつながり、顔の見える、肌触りのあるものとして、地域で生きていくための社会インフラを、「国分寺市での常識, new common sense」としていくための提言を、当事者からの声として届けていけるんじゃないかなと思います。それって、とても女性性的、感覚的なものを、しくみとかシステムっていう男性性的、論理的なところに落とし込んでいくこと。でも元々感覚重視な研究者、さらに言語化力の高いまりちゃんだから、適任なんだろうな。


あれ?実験されてる?笑

で..多分、こうやって私が考えてみたりするように、
まりちゃんは、自分が提言する「美味しい」とか「心地よい」みたいな一見政治の現場にそぐわないようなワードを持ち込むことで、市民一人一人がそれについて「ん?」となって考えてみる、自分の感覚に目を向けて、振り返り、探ってみる、そして自分自身の求めるものが明確になっていき、生きやすく、楽しくなっていく…それ自体を実は狙っているんだろうなと、ここまで書いてみて、思いました。(微笑)

でもね、どんな出会いも、人との繋がりも、関わりも、面白がって、楽しんでいこう!っていうのが、まりちゃんから学んでいるあり方の一つ。そうゆう意味では、一人一人が、「?」と立ち止まって考えている、そんなすがたを見ること自体が、まりちゃんの悦びなんだろうなあ。あなたも、これを機に、美味しいって何?美味しい街ってどんな街?って考えてみませんか?

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