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デニムは育てることが醍醐味(ファーストウォッシュ編)

おはようございます!

東京は今季一番冷え込んだ快晴です。
朝のランニングはグローブをしていても手がかじかんで動かなくなります。
でも、空気を吸うと鼻にツンとする感じ好きです笑
皆さんもそんな変わったフェチありませんか?

前回に引き続きデニムのお洗濯についてお話ししたいと思います!
私はリジット(生)デニムは買って洗わないでしばらく履いていくタイプとお話ししましたが、
一般的なデニムは13.5オンス前後なのでFACTOTUMのデニムより厚みと硬さもあるので着用前に糊(のり)落としをするファーストウォッシュ(ワンウォッシュ)した方が良いでしょう。


1.まずはジーンズ購入時に付いている付属品やタグなどを外し、ジーンズを裏返します。
洗濯の際に形が崩れないようにボタンやファスナーなどを閉めておきます。

2.ジーンズが入る大きさのタライまたはバケツなどを用意しておきます。
最近ではジーンズの洗濯やスニーカー洗い用に便利な折りたためるソフトタブなども販売されています。デニムからの色落ちがあるためバスタブを利用すると色が残り洗うのが大変になることもあるため注意してください。

3.お風呂に入る時の湯加減である40度くらいの温度のお湯をタライに入れます。
その中に固形石鹸を手でゆすぎながら入れ、石鹸水にします。
固形石鹸は脂肪酸と水酸化ナトリウムを合わせたものなので、弱アルカリ性の性質を持ち、デニムに付いている糊を落とすのに適しています。

4.石鹸水の中にデニムを入れてギュッと手で押し洗いします。
デニム全体に押し洗いが出来たら石鹸水を捨てて、きれいなお湯ですすぎます。
糊をしっかり落としておかないと後の色落ちにムラができるためしっかりすすぎましょう。

5.洗濯機で軽く脱水を行います。
そして、裏返しの状態で半乾きの状態になるまで陰干しします。
この際、脇線や股下の縫い代(セルビッチ)を手で広げてきちんと縫い代が割れているように手で癖をつけて下さい。

5.手で触ってまだ少し湿っている程度になるまで乾かします。
半乾きの状態になれば乾燥機に入れて一気に乾燥させます。
大きな熱量を加えて短時間で乾燥させることでデニムを最大限に縮ませます。
デニムの目が詰まることで生地に厚みが出て、しっかり履き込めるデニムに仕上がります。
ガス式のコインランドリーの乾燥機の方が熱量は高いためより有効です。
半乾きにせず乾燥機にかけると水分を含みデニムが重いため、回しながら乾くまでに時間がかかり、乾燥機の中でねじれが発生する可能性があるため、半乾きにすることでその可能性を少なくなり色落ちも防ぐことが目的です。

以上です。
面倒な工程のような気がしますが、要は単体で洗濯して色落ちさせないように少しだけ丁寧に洗えば大丈夫です!
天気がいい時に行うのが良いかもです。
是非に皆さんがワーストウォッシュの儀式を行う際はお試しを!!


今日も皆さんにとって素敵な一日になりますように!!

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