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俺の足踏みガジェットのDTM活用術(Stream Deck Pedal)

以前記事で取り上げたStream Deck。うちではDTMをはじめ、もはや他の作業でも超便利で愛用しているわけですが、

ちょっと前にダイヤル付きのStream Deck+とかも出てふむふむとレビュー動画を見ていたらなんと足踏み用のStream Deck Pedalなるものも出てるじゃないですか。

要はStream Deckの機能を足で踏んで使えるってやつです。
3つのボタン?ペダル?なのでかなり限定的な用途ですが何気に足踏みって惹かれるんです。エフェクトペダルもそうだし(笑)
てな訳で昨年末に導入しまして年明けの制作にフル活用してました。

それを踏まえ、せっかくなので現在の我が環境での足元事情をご紹介したいと思います。

Stream Deck Pedal

そもそも32ボタンのStream Deck XLがあるので用途は主に両手がふさがっている時=ベースとかギターとかの竿のレコーディングの時に使います。

現在の設定を一個ずつご紹介

①録音ストップ→再Recスタート

何気に録音ボタン押して楽器構えて録り終わったらスペースキーで止めて、も一回スペースキー押してプレイバック。
気に入らなかったらその繰り返しと、楽器とパソコンのキーボードを手が行ったり来たり・・・これがテイクが多いと地味に面倒なのです。

で一番多いのが録音回して途中で”これ違う”とかミスって録りなおそうって時、
Pro Toolsの場合

スペースキー(録音ストップ)
テンキー3(録音スタート)

という作業で再Recを始めるわけですがこれをマルチアクションで設定します。

これでレコーディング初めて途中でミスったりしたらこれを踏めばそれだけで録音が止まって同じ位置から再録音が始まるわけです。
(Pro Toolsは録音/再生止めるとスタート位置に戻るので)

おぉマーベラス。楽器から手を離さず構えたままいけます。

②録音ストップ→ミュート解除→プレイバック

次に録音中に『今のテイク良かった』って時に
プレイバック用の設定です

うちではベースを録る時に限って外部ミキサーでベースをモニターしているので録音時はPro Toolsのトラックはミュートしています。
なので操作は

スペースキー(録音ストップ)
Shift+M(ミュート解除)
スペースキー(再生)

なのでそれをプログラムします。
これでキーボード触らずにすぐ聞き返せます。

大体の方はDawモニターだと思うのでミュート解除はいらないと思うので、うちに限っての便利設定かもですが。

③トラックミュート/ミュート解除

前述したように外部ミキサーでモニターをしていてトラックミュートのOn/Offは高頻度でやるので、ここにShift+Mを割り当ててます。

本当はインプットモニターの切り替え(option+K)割り当てるのが
ギター録る時とかは便利なんだろうけど、とりあえず現状はトラックミュートようになってます。

アレンジしてる時とかフレーズを考えながらだったり歌とか他の楽器とかとの兼ね合いを意識しながら録り進めていくので
捨てテイクも多くなるしプレイバックも多くなり、その度に手が楽器行ったりパソコンのキーボード行ったりで
丸一日とかやってると手の甲が痛くなったりするのがあったけどこれでかなり軽減できそうな予感です。

買う前は足元に置くにはちょっとデカイかなと思ったけで許容範囲。
そしてDTMの操作、というかかなり限定的な操作にしか使いません。
それ以外は普通のStream Deckに敵う要素ありません(笑)

Griffin Technology PowerMate

かなり昔から使っている足踏みガジェット、、
というか本来足で踏むものじゃなくて机上で手で押したり回したりするやつです。
それを足で踏んでました。案外丈夫。有線verは廃盤っぽいですね。

これにはPro ToolsではトラックミュートのOn/Offに使ってました

何気に優秀で押し込むと別に押したのを”戻す”にもアクションをつけたり、⌘とかoptionキーと一緒に押すと別のアクションを割振れたりしました。

Stream Deck PedalにトラックミュートのOn/Offを割り振ったので今は適当に⌘+Sの保存を割り振ってます。
それこそインプットモニターの切り替え(option+K)でもいいかも。

そんで自分にとって足踏みガジェットでやりたい重要なことに譜面ソフトのFinaleで歌詞を打つということがあります。

Finaleで歌詞を打つ時に

何かしらの文字を打つ
Enterキー(決定)
Enterキー(次の音符へ移動)

と一文字打つのにEnterキーを2回押すのがだるくてだるくて、でPowerMateの踏む(Enterキー)→離す(Enterキー)と割り当てるとひと踏みでEnterキーが2回押され次の音符に飛べるのです。
わざわざ小指をEnterキーに伸ばさなくて済む。

これで手書きよりかなり早く歌詞が打ち込めるので重宝してます。

ちなみにStream Deck PedalでもマルチアクションでEnterキーを2回割り当てればいいじゃん、それでPowerMateもうお役御免じゃんって思ってたんですけどね、
Stream Deck Pedalのマルチアクションって若干、次のコマンドまで遅いということがわかりました。
PowerMateに慣れると遅すぎる。。
これに関しては残念。たるいのは勘弁ってことでPowerMate続行です。

PowerMateってかなり昔からあるのにStream Deck同様にアクティブなソフトごとに勝手にプロファイル変わって優秀。

番外:フットレスト

紹介するほどのことじゃないんですけどフットレストって作業中足乗せたりしちゃいます。
本来はバンジョーを練習する時用に買ったんですけど座る作業が長時間だからこれを使って足のポジションとかを
色々変えたり土踏まず押して刺激したり勝手にやってる気がします。
血流大事(笑)

まとめ


そんなわけで個人的に興味が深々な足踏みガジェットの紹介でした。
個人的にStream Deck PedalはベースとかギターのRecが多い人にかなりおすすめです。
画面とかないので安いし導入しやすいです。


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