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寺山修司の自殺論を考える

四時頃だったかな、明方。変な時間に目が覚めて、ベッドから窓の外に動く雲を眺めていたとき。うすあかりがレースのカーテンから柔らかく刺してくる、よく晴れていた様に感じた。
ふと、直ぐ横にある窓から飛べる気がすると身体が軽く感じた。こんな時が一番逝ってしまえる時なんだと腑に落ちた。勢いというものか。
こんな自殺が、寺山修司の言う 本当の自殺 なのだろう。


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