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シェイムレス シーズン7第1話 概要と感想(若干ネタバレあり)

シェイムレスシーズン7の1話を原語版で試聴したので、その概要と感想を紹介します。

主な登場人物

フランク復活。しかしギャラガー家からは完全に拒否される

フランク・ギャラガー:ギャラガー家の父。クズ中のクズ。シーズン6では、長女フィオナの結婚式をめちゃくちゃにし、家族全員から総スカンを食う。シーズン6最後に、ギャラガー家一同+ケビン・ヴェロ夫妻によって湖に落とされる
フィオナ・ギャラガー:ギャラガー家の長女。ギャラガー家全体を支える、母親的存在。前シーズンでは、離婚・婚約・結婚式を経験するが、婚約者のショーンがドラッグ依存症から脱却できていないことと、その原因が自身との生活でのストレスにあったことにショックを受け、式当日に結婚が取りやめになる。「自分なしではギャラガー家はダメだ」というのは負担であると同時に「自分は必要とされている」という希望であり、共依存体質である。
フィリップ・ギャラガー(リップ):ギャラガー家の長男。天才で、ギャラガー家唯一の高校卒業・大学進学を果たす。しかし、前シーズンでは恋人とのショッキングな別れが原因でアルコール依存性になり、大学を除籍になる。最終話にて、依存症の施設に入所する。
イアン・ギャラガー:ギャラガー家の次男。ゲイ。双極性障害を持つ。前シーズンでは、消防士のと恋愛関係になる。
デビー・ギャラガー:ギャラガー家の次女。前シーズンでは妊娠と出産を経験する。生まれた子供にフランクにちなんだ「フランシス」という名前を付ける。
カール・ギャラガー:ギャラガー家の三男。前シーズンまでは凶悪犯罪者予備軍のような言動を繰り返し、少年院への入所・出所を経てもそれは変わらなかった。しかし、少年院にて親しくなった友人が子供を惨殺したのを目の当たりにし、更生を決意する。ガールフレンドができ、その父親が警官であったため、取り入るために警官を目指す。
リアム・ギャラガー:ギャラガー家の四男。ギャラガー家唯一の黒人だが、正真正銘フランクの血を受け継いだ子供。
ケヴィン:ギャラガー家のお隣さん。バー「アリバイ」のオーナー。ヴェロとは、内縁の夫婦。スヴェトラーナと、奇妙な3人夫婦の関係になる。
ヴェロ:ケヴィンの内縁の妻で、フィオナの親友。スヴェトラーナがロシアに強制帰還させられるのを防ぐため、スヴェトラーナと偽装の同性結婚をする。しかし、スヴェトラーナとのセックスを経験し、ケヴィンとスヴェトラーナを両方愛してしまう。暫定的な解決策として、ケヴィン・スヴェトラーナ・ヴェロでの夫婦生活を提案する。
スヴェトラーナ:ロシア出身の頭が切れる娼婦。ケヴィン・ヴェロと共にアリバイで働くが、ロシアへの強制送還を回避するためにヴェロと偽装結婚をする。ヴェロを虜にし、ケヴィン一筋ではなくす。

あらすじ

フランク復活。しかしギャラガー家からは完全に拒否される

シーズン6最終話、フィオナの結婚をめちゃくちゃにしたフランクは、完全にギャラガー家の子供たちから見放され、湖に突き落とされます。
奇跡的に生還し、病室で目を覚ましたフランクは、誰からも探されておらず、心配もされていないことに憤慨。
ギャラガー家に帰還しても追い出され、無理やり居座った結果完全に無視されます。

フィオナ限界。

フィオナは、レストランの店長に。シーズン6で店長だったショーンは元婚約者。現在どこにいるのかは語られません(多分不幸になってる)。なしくずしに、店長を引き継がれたのだと推測できます。店長の仕事は、労働時間や責任だけは重く、給料は全然。限界を感じており、次の店長候補を早く確保するよう上層部に働きかけるものの、あまり相手にされず。全く笑顔のないフィオナは、見てて痛々しい。

リップ、アルコール依存症施設から出る

リップは依存症施設から出所。迎えに来てくれたのは、大学で助手をやっていた教授。リップが立ち直れるように手助けをしてくれます。
IT企業に無償でインターンシップを行えば、復学できることになりました。
また、当面はフィオナのレストランでバイトをして収入を得ることに。
アルコール依存症から立ち直って、施設で得たメダルも誇りにしているようですが、「暗くならないうちに飲めばノーカン」「ふらついていないから大丈夫」と妙な自分ルールを設けた上での禁酒(?)をおこなっており、また依存症がぶり返してとんでもないことになりそうなフラグがビンビン立っています。

イアンの恋人は妙な動きを見せる

同性の恋人ケイレブとラブラブなイアンですが、ケイレブの最近の動きに不信感を持ち始めています。浮気を疑い始め、リップと後をつけてみると、とんでもないケイレブを目撃してしまいます。

カール、ギャラガー気唯一の包茎。

カールは、ガールフレンドとはいい関係ではありますが、なぜか性的接触を避けられています。理由を問いただしたところ、カールの包茎ペニスを不気味がっていたようでした。ギャラガー家の兄弟に相談したところ、全員包茎は卒業(割礼)済みだったよう。カールのみ、なぜか割礼をしていなかったようでした。
自分の包茎をコンプレックスに感じたカールは、ギャング紛いのことをしていた過去の稼ぎを引っ張り出して、包茎手術を受けることを決意。

若き母親業に苦戦するデビー

デビーは母親としての自信をなくし、フランシスを捨ててしまおうとまで考えます。そんなとき、ひょんなことから、公園に来ていたリッチな母親の高価なベビーカーを盗むことに成功。付属していた財布等の荷物もゲット。ベビーカーその他を換金でき、手にした金でシッターを雇うこともできるように。ベビーカー盗みで稼ぐことの味を占めてしまいます。
・・・逮捕フラグビンビンですね。

ケヴィン・ヴェロ・スヴェトラーナの奇妙な関係

夫のケヴィンを愛しながらも、スヴェトラーナのことも愛してしまったヴェロのために、3人で夫婦をやることになったケヴィン・ヴェロ・スヴェトラーナ。ヴェロはケヴィンのことを愛しているはずですが、どちらかというとケヴィンはオマケのような存在になっていきます。
夫婦の家計について問題があるとスヴェトラーナが言い出し、3人で家族会議を開くことになりました。スヴェトラーナがケヴィン・ヴェロ夫妻の中枢に潜り込んできていることが、少々不穏な第一話でした。きっとトラブルになるんだろうな。ヴェロはスヴェトラーナを信じきっています。

シーズン7第1話の感想

なんだか、不穏すぎる第1話でした。
シェイムレスって、なんだかんだでシーズン第1話ではみんなおおよそ笑顔だったんですよね。前シーズンの不安や悲しみを引きずっている人もいるにはいたけど。
シーズン6はわりかし悲しくて後味の悪い終わり方だったから、シーズン7はスッキリ爽快な最後だといいなあ。
これからの巻き返しに期待します。

第2話はこちら


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