【読書メモ】『“トークの帝王"ラリー・キングの伝え方の極意』ラリー・キング (著)
▶今回の読書記録『“トークの帝王"ラリー・キングの伝え方の極意』
『“トークの帝王"ラリー・キングの伝え方の極意』
ラリー・キング (著)
ディスカヴァー
▶感想
「伝え方」に関する色々なポイント、コツが書いてあります。特に気になったところ(太字)は、今後も意識して活かしていきたいと思います。
▶読後メモ
第1章 「たった1つの大原則」
伝え方の大原則 = 「自分らしく、正直に」
努力を続ければ、必ずうまくなる。
話し上手になるには、「相手に興味を示し」、「自分のことを率直に語る」こと
第2章 会話の達人に学ぶ「8つの習慣」
達人は「独自のものの見方」をする
達人は「他人から学ぶ努力」をする
達人は「仕事への情熱」を語る
達人は「会話のボール」を返す
達人は「好奇心が旺盛」だ
達人は「深く共感」する
達人は「自然なユーモア」を出せる
達人は「自分独自のスタイル」で話す
最後に 達人は「黙るべき時」を見極める
第3章 初対面でも緊張しない「会話の続け方」
会話のきっかけ「3つの話題」
天気の話
子どもと犬の話
今いる場所の話
Yes/Noクエスチョンは、返事は「はい」か「いいえ」になるため、会話がそこで途切れる可能性が高い
「トークの帝王」として成功できたのは、話すことよりも、人の話を聞くことに努めたから。注意深く相手の話を聞いて、反応する準備を整えることが大切。
ボディ・ランゲージは意識しなくていい。何らかの意味を込めようとするとわざとらしくなる。
意識すべきはアイコンタクトだけ。話している相手に向かって少し身を身を乗り出すようにして話す。
アイコンタクトのルール
相手が話しているとき、視線を合わせる
自分が質問するとき、視線を合わせる
自分が話しているときは、視線をそらしてもいい
避けるべき話題
極めて個人的な話題
人を感情的にさせる話題
第4章 「社交の会話術」
会話の基本は同じ
率直に話す
お互いの共通点を見つけて話題にする
相手の話をしっかり聞く
「なぜ?」は最高の質問
会話を切り上げたいと思ったら…
「失礼。ちょっとトイレに行ってきます。」場を盛り上げるコツ
「誰もが話せる話題」を選ぶ
必ず「相手の意見」を求める
「内気な人」をサポートする
会話を独占しない。話は短くまとめる
すべてを知ろうとしない
「もし~だったら?」の質問は最高のきっかけ
場所に気をつかう
異性との会話こそ「自分らしく」
第5章 ビジネス会話術
3つの基本ルール
会話の基本は同じ。「率直かつ正直に話すこと」そして「相手の話をよく聞くこと」
わかりやすい言葉で話す
時間を無駄にしない
誰もが何かを売っている
説明するな。相手にとってのメリットを売り込む
面接とは自分をセールスすること
自分をセールスするための4つのルール
自分に何ができるのかを伝える
仕事への熱意を示す
事前に準備する
自分から質問する
面接官をする場合も基本は同じ
率直な態度を取ること
熱意と気配りを示すこと
積極的に質問すること
上司との話し方は、率直な態度で上司にアプローチするのが良い
「もっと良い仕事のやり方があるのではないかを思うのですが、どこに注意して仕事をすべきでしょうか? ご指示いただければ助かります」
「このプロジェクトをどう進めるべきなのか悩んでいます。何から取り組むべきか教えて頂けると助かるのですが」
部下には、普段から質問をして、自分の意図が誤解なく伝わっていることを確認することが大切
優秀なアシスタントは職場の財産だ。アシスタントの能力と知識に敬意を払おう。
良いミーティングとするための6つのヒント
「参加しない」という選択肢を考える
発言は控えめにする
他の参加者に恥をかかせない
あえて「愚かな質問」をする
準備なしに話さない
積極的にユーモアを使う
司会は準備が9割。司会のための3つのヒント
予定の時間通りに始める
具体的アクションと担当者を決める
自信を持って場を仕切る
第6章 達人のスピーチ術
「知らないこと」は話さない
スピーチは3段構成
最初に:「何について話すのか?」を説明する
次に :そのテーマについて話す
最後に:「何について話したか」をまとめる
スピーチで気をつけること
聞き手を見る
話す速度、声の大きさに変化をつける
背筋を伸ばして立つ
マイクの高さを調節する
ユーモアを武器にする
第7章 スピーチ術・上級編
スピーチを依頼されたら確認すること
どんな組織か? 目標は? 目的は?
メンバー構成は? 年齢や学歴、専門は?
組織の課題は? 今、直面している問題は?
聞きたい話の内容は?
スピーチの時間は?
スピーチ後、質問を受ける必要は?
スピーチの鍵は「簡潔さ」。KISSの法則。
第8章 「最高のゲスト」「最悪のゲスト」は?
良いゲストの4つの条件
自分の仕事に情熱を持っている
自分の仕事をわかりやすく説明し、もっと知りたいと思わせる
いらだちと不満を抱えている
自虐的ユーモアセンスがある
第9章 「メディアでの話し方」
一対一の人間同士として話す
率直に質問する(すでに答えを知っていることについて質問しない)
できる限りの予習をする
質問に答える義務はない
その質問にお答えするのは、時期尚早です。
報告書を読んでいないので、お答えできません。
裁判中ですので、コメントできません。
近いうちに報告書を提出する予定です。
仮定の質問にはお答えできません。
今日の社会では、ノーコメントは有罪を認めていることになりかねない
すべてを正直に話す。言い訳をしない
すばやく最初のコメント・声明を出すことで、非難や疑惑を抑え込み、実際に調査を始めるまでの時間稼ぎをする
テレビ・ラジオの出演者へのアドバイス
自分が望まないことはしない
時流に遅れないようにする
ネガティブに考えない
テレビもラジオも基本的には同じ姿勢で臨む
声と話し方を改善する。
質問をユーモアでかわす
謙虚さを失ったら終わり
以上です。
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