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「ちょっと今から歌うんで一曲だけ聞いてもらえませんか」って呼びかけてました

【自己紹介】
大阪府枚方市出身、シンガーソングライター / TANEBIのヴォーカルの上田和寛(ウエダタカヒロ)です。32歳で脱サラして、そのまま路上に繰り出しストリートライブで生計を立てていました。2011年の夏、新宿の駅前でストリートライブをしている時に偶然通りかかって声をかけてくれた現在TANEBIの相方 杉山勝彦と、本気で日本武道館単独ライブを目指しています。

みなさん、こんばんは!
予定通り無事に3日間の和歌山ストリートライブを終えました。

このご時世に人前に出てストリートライブをすることは、もちろんリスクもあるし非難されることも覚悟していましたが、結論から言うと、勇気を出して決行して本当に良かったです。想像以上に沢山の出会いと感動があり、また結果としてもしっかりと手応えがありました。
またSNSなどのコメントやダイレクトメッセージで初めましての方から「今日歌を聴いたものですが、本当に感動しました」「和歌山に来てくれてありがとう」など、嬉しい言葉も沢山いただきました。

何より、現場で感じたあのなんとも言えないリアルな感動の空気感に、僕は何度も泣きそうになりました。

ストリートライブ中はマイクシールドは常に取り付け、物販を求めていただいた時など会話する時は当然マスクを着用し、CDやチケットを買って頂いても握手はせずに(本当はハグしたいくらい)、思いつく限りのコロナ感染予防対策をしていました。

また密になることを避けるため、人集りが10人以上になってきたら必ずそこでラスト一曲を歌ってステージを終了していました。
つまり、立ち止まって聴いてくれた瞬間最高視聴率10人の中からどれくらいの人に感動してもらえるか(ぶっ刺せるか)と言う、壮絶な戦いが毎ステージ行われるわけです。
その前にまずコロナの影響もあってか、和歌山駅前に人がほとんど歩いていなかったので、むしろ歌わずに通りかかった貴重な数人の方に「ちょっと今から歌うんで一曲だけ聞いてもらえませんか」って呼びかけてました。その方が立ち止まってくれますからねw
もっと言うと、どれだけ頑張っても2〜3人しか聴いてもらえないステージも全然ありましたし、10人の人集りといっても、大体そのうちのほとんどの人が『なんか頑張ってはるな〜まあ少しくらい聴いたろか』くらいの感じですよ。テレビならすぐにチャンネルを変える気満々の人の感覚。だから本当なら感動してもらえる人の確率を上げるためにも、もう少し粘って頑張ってせめて20人〜30人くらい人だかりができてから最後の決め曲を歌いたいところなのですが、今は自分発信で密の原因を作ることは極力避けないといけませんので、正直結果に繋げることは相当至難の業でした。でも、だからこそ、そんな中でCDやライブのチケットが一枚でも飛び立った時の喜びは、そりゃもう半端なかったですよ。思わず「よっしゃー!!!」って叫んでガッツポーズしては、お客さんを驚かせてしまってましたしねw

和歌山ストリートで起きたドラマの数々はstand.fmで語っています。
お時間あれば、ぜひ聞いてみてください。

そして新型コロナウイルス支援募金も沢山の人が協力してくれました。
寄付の経緯と内容こちら↓

まずは和歌山市に寄附申出書を提出しないといけないみたいで現在手続き中ですが、責任を持って皆様から預かった気持ちをお届けいたします。

正直、最初は自分のことで必死だったということもありましたが、呼びかけても募金が全然集まりませんでした。だけど、元々このストリートの旅は自分のエゴだけではなく誰かのためになるような歌旅にしたいと思っていたので、どうすれば募金が集まるのかを改めて考えて、途中から伝える内容を変えました。

「僕の行動が誰かのためになればと思うので、良かったら募金お願いします。」
ではなく、
「誰かのために何かしたいと少しでも思っている方がいましたら、ぜひ募金のご協力お願いします。」

そう呼びかけてからは、大人の方だけでなく制服を着た学生達も小銭を入れてくれたりしました。(もちろん人の心動かすことなんて上っ面では絶対に無理なんでその時に伝える熱量は半端ないですよ。)
世界共通のコロナウイルスの悲劇。こんな時代になったからこそ、大人も子供も関係なく「誰かのために何かしたい」と、きっとみんな心のどこかで思っているのだと感じました。大きなことは出来ませんが、これからも誰かのために今自分に何が出来るのかを考えて、少しでも行動していけたらと思います。
偽善と言われようが、何もしないよりも全然良い。

今回の和歌山ストリートライブで出会ってくれた皆さん、遠くから近くから応援してくれていた皆さん、本当にありがとうございました!!
まずは和歌山県にて世の中の反応とストリート事情を体感してきましたが、結論としましては、このストリートの歌旅は続ける方向で行きたいと思います。

というわけで、次の旅先を発表します。

来週20日〜22日の3日間、
栃木県の宇都宮駅前でストリートライブを決行予定です。
極力人との接触を避けるため移動手段は車にして、9時間ほどかけて安全運転で向かいます。

このストリートライブの一番の目的は、7月16日TANEBIの中野サンプラザ振替公演の一般チケットもしくは配信チケットを一人でも沢山の人に受け取ってもらいライブを観て頂き、このライブを成功させること。

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↓チケット購入こちらから↓
https://www.tanebi-official.com/2021-7-16

「こんな状況になったから仕方ない」なんて言い訳せずに、最後までライブの成功を諦めたくないのです。それくらい観て欲しいライブだし、僕らの音楽人生かけていますので。そして欲を言うなら少しでもこの行動が誰かのためになれば、尚最高だということです!!

僕にとって決して不要不急じゃないこの音楽活動。
油断せずに慎重に、責任と覚悟を持って、来週からも旅に出ようと思います。
どうか温かく見守ってやってください。

皆さまが、明日も健やかでいられますように。

【ストリートライブ情報】
20日は栃木県宇都宮駅前で18時頃からストリートライブをやる予定です。明確な場所や開始時間が決まり次第Twitterで告知します。常に状況は変わると思いますのでその都度ツイートして報告いたしますが、状況によってはゲリラで行う場合もありますので、予めご了承ください。

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↓shopにて上田和寛応援グッズ販売中↓

TANEBI新曲「虹の橋のたもとから」リリース決定!!!

↓TANEBI サブスク↓

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【配信ライブ決定】
TANEBI 11th single 「虹の橋のたもとから」release
ツイキャスプレミア配信ライブ
<日程> 4月24日(土)
<時間> 20:15〜21:45(予定)
<視聴券> ¥2,500(税込)
【視聴券販売】https://twitcasting.tv/tanebiofficial_/shopcart/66422

※アーカイブは7日間ご覧いただけます。
※杉山スタジオよりお届けします。

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「TANEBI LIVE TOUR 2020-2021〜ごっこ〜」TOUR FINAL公演
【日程】振替公演
2021年7月16日(金)
【時間】開場18:00/開演19:00
【会場】中野サンプラザホール(中野駅北口から徒歩2分)

チケット購入こちらから
https://www.tanebi-official.com/2021-7-16


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