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ガジュマルの育て方


ざっくり知りたい人のための「簡単な育て方まとめ」

  1. 水やりは土の表面を触って乾いてたらたっぷりあげる!

  2. 霧吹きを週2~3回程度やる!

  3. レースカーテン越しの窓辺で育てる!

  4. 6~10月の間に肥料をあげる!

  5. 2~3年に1回植え替えをする!

もっと知りたい人のための「ちょっとだけ詳しい育て方まとめ」

■水やり

土の表面を触って乾いてたら、鉢の底から水が出るぐらいたっぷりあげます。
大体1週間に1回程度 土の乾きを確認するようにすると、土の乾かしすぎを防ぐことができます。

※土を触って乾いてるかどうか分からなかった場合
下記のような状態の場合はちょっと濡れてるかもしれません。

指に土がついてくる
土をさわった指の色が変わる
土が冷たく感じる

上記の状態だった場合、1~2日置いてもう一度土の乾きを確認してみましょう。
ガジュマルはどちらかというと乾燥に強く蒸れに弱いという特徴があります。
乾かしすぎも禁物ですが、あげすぎよりは乾かすほうがいいですね。
(乾かしすぎると葉がしょんもり垂れて、乾かしすぎると葉が黄色く変色したりします)

土の表面が乾いてるのを確認出来たらお水をあげましょう。

置き場所について

ガジュマルは耐陰性がある植物ですが、日当たりが良い場所に置くほうが健康的に育ちます!
オススメの置き場所は窓辺で、直射日光が当たってもレースカーテン越しの日差しが当たるのでもいいですね。

日当たり毎の注意点まとめ

―――
〇直射日光
元々日差しは好きなので全然大丈夫なんですが、いきなり長時間日光に当てると環境のギャップで調子を崩す可能性があります。

午前の柔らかい日差しなどから少しずつ日に当てて慣らしてあげましょう。

〇レースカーテン越しの窓辺
特に気を付けることはありません。
冬場10度以下になる気温の日は、寒さ対策をしましょう。
夜間は窓辺に置かず、部屋の奥まったところに移動してあげるなどしましょう。

〇部屋の窓から離れた、奥まった場所(本が読める程度の明るさ)
ガジュマルなら窓辺でなくても育ちます。

例えばデスクやダイニングテーブルなど、窓に隣接してる場所でなくても大丈夫だったりします。
ただし、あまり長期間明るくない場所で育てると身体が寒さに弱くなったり、水をあまり吸わなくなったりなどの状態になったりします。

場合によっては日照不足により枝が徒長※することもあります。
たまにお休みの日だけでも窓辺に移動して日光浴をさせてあげましょう!
北向きのお部屋に関しては、他より暗めの環境なので、その場合は奥まった場所に置かず窓辺に置きましょう。

※徒長=日照不足により枝や茎が間延びする状態。環境のストレスや虫に対する抵抗力なども弱る、体力のない状態。

〇照明だけの環境
生き続けることはできます!
ジャンクフードだけを食べ続けている状況なので、常に栄養が足りてない状態になるイメージです。
環境のストレスを受けやすいので、水やりはしっかり気を付けてあげて、可能な限り窓辺に移動したりの手間をかけてあげるようにしましょう。

〇薄暗い場所
そのうちしんでしまいます!
置いちゃだめ!

霧吹き(通年)

霧吹きは葉の乾燥を防ぐのと、虫の繁殖を防ぐことを目的に行います。
1週間に2~3回をベースに、毎日できるとベストです!
葉の表面、葉裏にまんべんなく霧吹きをするようにしましょう。

葉から水が滴る程度かけるのが一番いいですが、そこまでしなくても効果はありますので、まずは回数を増やせるといいですね!

雨の日や、梅雨のじめじめして湿度の高い日は霧吹きはしなくて大丈夫です。

肥料(5月~10月)

5~10月の間に観葉植物用の肥料をあげます。
固形肥料でも液体肥料でも大丈夫です。
個人的には固形肥料のほうが液体肥料よりも与え方がカンタンなのでオススメです!
マグアンプK、プロミック、ハイポニックなどの固形肥料があります。

植え替え(5月~10月)

植え替えをやる理由は大きく分けて2つあります!
ひとつは「根が伸びてしまってぐるぐるに巻いてしまい、新しい根っこを生やし辛くなってしまうため」
ふたつめは「土が劣化して水も肥料も持てない状態の悪い土になってしまうため」

ガジュマルは頑丈な性質を持っているので4~5年放っても生き続けたりしますが、調子を崩してから植え替えをするとダメージからのリカバリーに時間がかかってしまうため、植え替えは2~3年に1回程度やりましょう!

剪定(5月~9月)

成長して樹形が乱れたら、枝を切って整えましょう。
剪定は成長期の5月~9月の間に行うことができます。

切る枝は間延びしていたり、枝か交差するように伸びていたりで、葉が密集して重なるように育ってしまっている枝を切ります。

切る場所は、”このサイズに育ってほしいな”と考えている葉っぱの位置より、一つ下で切ります。
切った枝の一番上の節から芽が出て育ち大きくなるので、想像している理想のサイズより少し小さ目に切ると、その後のサイズ感が丁度いいです!

切る時は晴れた日に、切った場所からは人によっては肌が荒れる成分が含まれる樹液が出るので、樹液にさわらないようにしましょう。
また、樹液は床やモノに垂れて固まるとなかなか落ちないので、樹液はティッシュなどに吸わせながら剪定しましょう。

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