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【お天気コラム】大雨に警戒

こんにちは ウエノです。

毎週月曜日更新のお天気コラム。

まずは、先週の天気を振り返ってみましょう。

1.先週の天気 ~ようやく梅雨入り~

九州北部の梅雨入りは遅れに遅れ、ようやく先週26日に梅雨入りが気象台から発表されました。これは、1967年の6月22日を抜いて、観測史上最も遅い梅雨入りの記録です。

梅雨入り以降は、例年のじめじめと蒸し暑い日が続いています。雨量も一転して増え、熊本や鹿児島では土曜日から大雨となっており、各地で河川が増水し住宅や店舗が水に浸かる被害が出ています。

2.今週の天気 ~梅雨前線の動きに警戒~

今週も雨が続きます。明日、2日火曜日は梅雨前線が北上する予想なので、九州北部でも大雨に警戒が必要です。梅雨前線は、その後も九州付近に停滞し、強弱を繰り返しながら各地に雨を降らせそうです。

3.お天気コラム ~大雨に警戒~

福岡管区気象台が6月27日に発表した九州北部地方の1ヶ月予報は、気温は平年並み、降水量は多め、日照時間は少なめとなっています。

降水量は多めですって?(怖)

そう言えば、ここ数年、梅雨末期に大雨が降ってますよね。

実際に記録を見てみましょう。

福岡地方の昨年と一昨年梅雨入り梅雨明けの日と降水量を調べてみました。

昨年の梅雨入りは6月5日と平年並み、梅雨明けは7月9日と少し早めでした。降水量は、6月は267ミリと平年並みですが、7月は466ミリと平年の2倍もの雨が降りました。しかも、梅雨明けまでの8日で400ミリ近く降ってます。

朝倉市を中心に大きな被害を出した2017年は、梅雨入りが6月20日と今年に並ぶ記録的な遅さでしたが、梅雨明けは7月13日と平年並みでした。

降水量は、6月が173ミリ、7月が146ミリと平年よりも少なめでした。

福岡の降水量は意外と少ないですね。
では、被害が多かった朝倉地方はどうだったのでしょう。

2017年の朝倉の降水量は、6月が130ミリ、7月が730ミリ、被害が発生した7月5日は、たった1日で516ミリも雨が降りました。

距離にしてわずか50キロしか変わらない場所なのに、降水量には4倍近い開きがありました。

今年は私たちが住んでいる場所が大雨になる可能性は十分にあります。大雨の情報には十分注意を払い、雨の降り方が少しでもおかしいと感じたら、すぐに避難を検討するなど、早めの対策を心掛けましょう。

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こちらのマガジンで毎週金曜日にコラムを書かせてもらってます。先週のテーマは【旅の匂い】でした。こちらも読んでいただけると嬉しいです。

以上、宣伝でした(笑)

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