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【お天気コラム】梅雨開け予想

こんにちは ウエノです。

毎週月曜日更新のお天気コラム。

まずは、先週の天気を振り返ってみましょう。

1.先週の天気 〜ようやくまとまった雨に〜

先週は梅雨らしい曇り空が続いていたものの、1週間を通じて本降りの雨になったのは土曜日だけでした。7月の降水量は、鹿児島市の647ミリに対して福岡市は86ミリと、平年の降水量の3分の1も降ってません。

ただ土曜日に降ったおかげで、福岡都市圏のダム貯水率はやや回復傾向にあるようです。

2.今週の天気 〜梅雨らしい空が続くも〜

本日、15日は梅雨の中休みで青空が広がっています。このお天気も明日までで、水曜日ごろから再び梅雨空が戻ります。週末にかけて梅雨前線が北上してきますので金曜日頃は雨の降り方にご注意ください。

3.お天気コラム 〜梅雨明け予想〜

今年は観測史上、もっとも遅い梅雨入りになりました。

では、梅雨明けはいつ頃になるのでしょう。

まずは、梅雨入りが遅かった年の梅雨明けを調べてみましょう。

1967年 梅雨入り6月22日 梅雨明け7月16日
2017年 梅雨入り6月20日 梅雨明け7月13日
1969年 梅雨入り6月17日 梅雨明け7月15日

梅雨明けの平年値は7月19日ですから、梅雨入りが遅かった年は統計上からは梅雨明けが早かったと見て取れます。

記録上、いちばん梅雨明けが遅かったのは1993年で、この年はいったん平年並の時期に梅雨明け宣言が出されたものの、その後8月下旬になって梅雨明け宣言が取り消された異例の年でした。

40代よりも上の方は記憶されていると思いますが、この年は稀に見る冷夏の年でした。

冷夏は米の不作を引き起こし、いわゆる平成の米騒動が発生。米を買うのに一苦労させられた年でした。タイ米とだき合せで日本米を買わされた記憶は、もう25年も前の話なのですね。

今年もこのまま梅雨が長引いて米の育成が悪くなると、特に東北地方を中心に再び不作になる可能性が予想されます。

さて、そんな梅雨明けですが、今週の週間予報では来週の中頃まで雨や曇りマークが並んでいるので、最短でも7月24〜5日頃、いくつかの気象情報サイトを見ていると、恐らく7月27日前後になるのではないかと思われます。

データとか見たわけじゃないので、あくまでも私の直感ですので外れた場合はご容赦ください。




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