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みらいの積読シアター

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気になる本があふれる一方の当ご時世、積読までのハードルが高まるばかりのおサイフ事情を鑑み、密かに始めた、積読「候補本」からなる『みらいの積読シアター』。演目は、物理/写真/英文学… もっと読む
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記事一覧

みらいの積読シアター〈「ああ日本」編〉

半世紀以上、 生きてきました。 最近になって、とみに 「足元」がゾワゾワしていると 感じます。 今の今まで、 どうして平気でいられたのか? とても気になります。 知りたいです。 『武器としての国際人権  日本の貧困・報道・差別』 『世界は五反田から始まった』 『まとまらない言葉を生きる』 『犠牲者意識ナショナリズム  国境を超える「記憶」の戦争』 『なぜ基地と貧困は  沖縄に集中するのか?  ――本土優先、沖縄劣後の構造』

みらいの積読シアター〈世界文学編〉

図書館に行くと、 必ず立ち寄る書棚。 それは、 世界文学全集! 書店では、 とんと見かけなくなった 数十巻揃い踏みの、壮観な眺め。 手に取れば、 長年の歴史を身にまといながらも、まだ、おろしたてのような ページの手触り。 かつては「インテリア」としても 機能していたという文学全集… そういえば、我が家にも 一部ですが、ありました。 「風と共に去りぬ」デビューは、 本ではなく、映画でもなく、 その全集本の口絵写真 でありました。 『世界文学とは何か?』 『「世界文学」は

みらいの積読シアター〈書籍編〉

習慣とは恐ろしいもので、 その昔、 ブログをやっていたころから、 もはやスマホでなければ 筆?が乗らないといった状況で。 もちろん、このnoteもしかり。 一方、読書は、 いまでも圧倒的に書籍派。 などと思いながらも、 やはり忘れられぬ紙の手触り、 読みながらページを繰る心地よさ。 世界の大発明に、今日も感謝です。 『書物・印刷・本屋  日中韓をめぐる本の文化史』 『書物学 第24巻  100年くらい前の本づくり』 『訂正新版 図説 書誌学』 『昭和の出版が歩

みらいの積読シアター〈医療・カラダ編〉

私には、ある“悩み”があります。 それは… まあ、 今までの「乱暴運転」のつけが 回ってきたのかもしれません。 さあ、ここからは、乗り手次第。 丁寧に大事に乗れば、 まだまだ長距離だって 走れるはず!  「自分の体で実験したい―命がけの科学者列伝」 「医療の外れで―看護師のわたしが考えたマイノリティと差別のこと」 「ネガティブ・ケイパビリティ 答えの出ない事態に耐える力」

みらいの積読シアター〈経済編〉

よくよく考えれば、 当然とも思えるこの言葉に出会い、縁遠かった「経済分野」にも ちょっと関心が向きはじめた 今日このごろ。 でも、読みたい本には、 数学はあまり出てこない ようですな。 「教養としての決済」 「会計学の誕生 複式簿記が変えた世界」 「三井大坂両替店 銀行業の先駆け、その技術と挑戦」      →無事、積読を経て、 現在、読書中!  「サラ金の歴史 消費者金融と日本社会」

みらいの積読シアター〈「食」編〉

「食」は、苦手分野。 長らく、家族に任せっきりの なんともえらいご身分?なので、 「今日、何にする?」 と言われれば、 「なんでもいい」などとは、 思っていても、もちろん 口や顔に出すことなく、 献立メニューづくりには、 積極的に参加。 出された料理には、 必ず、適切なコメントつき。 家族とのコミュニケーションの 一助になりそうな、 興味深いお話がいっぱい ありそうです。 「国民食の履歴書 カレー、マヨネーズ、ソース、餃子、肉じゃが」 「給食の歴史」 「今日も料

みらいの積読シアター〈音楽編〉

最近は、 「朗読」を聴くことが 流行っていると聞きます。 スキマ時間に、 まるで音楽のように読書を… ということでしょうか。 いやいや、 それなら、 まるで読書のように 「音楽」を楽しんだって いいじゃない? 『《水車屋の美しい娘》  シューベルトとミュラーと  浄化の調べ』  『昭和 街場のはやり歌』  →無事、積読中 『歌う国民 唱歌、校歌、うたごえ』

みらいの積読シアター〈英文学編〉

大学進学にあたって、 決めた専攻は、日本文学。 当時、我が高校の女子の進路は、 「短大・英文学」が大定番。 子どものころから憧れていた 英文学を学びたかったくせに、 あまのじゃくの私は、 どうしても この「大定番」に逆らいたくて、 などとこじつけ、日本文学へ。 しかし、時は21世紀。 大学は社会人にも門戸が開かれ、 学習環境は次元を超え進化。 そして、 なんといっても人生100年時代! まだまだ捨てたもんじゃない。 「ドラキュラ・シンドローム  外国を恐怖する  英

みらいの積読シアター〈写真編〉 

撮られるのは 大キライでも、 見るのは大好き。 実は、撮ることも 興味津々なのですが。 いまは、 スマホカメラが良き友です。 「牛腸茂雄全集 作品編」 「杉浦康平と写植の時代 光学技術と日本語のデザイン」 「中国革命と写真 〜黎明期から文革まで」

みらいの積読シアター〈物理編〉

数学は得意だったのに、 物理はまったくのお手上げ状態 だった学生時代。 なのに、いま、 読みたい本は、なぜか 「物理」関係のものばかり。  そういえば、 幼いころは、 「キュリー夫人」の伝記に 首ったけでしたっけ。 寒さをしのぐために 椅子を「かぶった」という エピソード、忘れられません。 『励起』 『オッペンハイマー』  →上巻だけですが、  とうとう我が書棚へ。  それも、積読を乗り越え、  現在、読書中! 『人物でよみとく物理』 『時間は存在しない』 『