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行動できない人の4つの理由

先日友人と話をしていて、「私とは真逆だよね」と言われた。
すなわち私はすぐに行動するタイプで、その友人は行動しない、もっと言えば冒険しないタイプということらしい。

これは、性格と好みによるものなので、どちらがいいとか、悪いとかという問題でもないし、今の自分に満足をしているのであれば、なんの問題もないと思うよ、と私は答えた。

しばらく経つと、「わざわざこれを私に言う、ということは、もしかしたら行動したいことはあるけど、できない自分」を私に伝えたかったのか?と勝手に妄想している。

かと言って、真意を友人に聞くことはないだろう。
おそらく友人さえも、それを言った真意は自分ではわかっていないと思うからだ。


小春日和が続いています


人は自分の人生だけは、自分で自由にできる。
人生には何度も何度も選択の時があるが、その選択がすなわち自分の生き方になる。
選択の際に、感覚で決める人もいれば、すごく悩んで人にも相談して決める人もいるが、私の場合は感覚で決めたことのほうがずっと多い気がするが、これもその人次第だろう。

結局は自分が今の人生に満足しているか、だ。

先日自宅のベランダに出て、小春日和の暖かい日差しを浴びながら、ふと口をついて出たのが、
「今が一番いいってサイコーだよね」
という言葉だった。
ただの独り言だが、だからこそ私の心の声だったのかもしれないと思っている。

そう、今が良ければそれでいい。

もし行動したいのに、行動できていないのであれば、それは不満足な状態。
でも身近な人がいくら行動していても、自分はこれで本当に幸せなんだ、と心から思っていたら、それは満足している証拠。

友人も満足していてくれたら、私も嬉しいが、もしそうでないなら、多分次の4つの全て、または一部がネックになっている可能性がある。




バリでの10日間は、毎日のように
プールで泳いでいました

行動できない4つの理由


1 性格について 
→「元々の性格だよね」「親の教育方針だよね」
という言葉を聞くが、性格は変えなくても、行動を変えることはできる。
それはきっかけがあれば、また本気で行動したいと思ったらできる。
実際に客室乗務員になりたいという生徒さんたちを、30年以上教えてきて、実例をたくさん見てきている。元々行動する性格じゃなかったのに、客室乗務員という夢を持ったことで、やるべきことをどんどん行動し始めた人は、何百人もいる。
だから、性格は理由ではない。
ただ、「言い訳」になる可能性はある。

2 周囲の目を気にしすぎる 
→これは、優等生だった人たちに多い傾向で、「いい子でいたい」ということから、周りから「浮く」ことを恐れる。
自分の夢を秘密にして、結果が出たら周りにいう、という人も多い。
それはそれでいいのだけれど、友達からの誘いを断れなくて勉強する時間が取れない、という場合には、次のように言っている。
「周囲の人はあなたを幸せにはしてくれないし、あなたが死ぬまであなたが幸せかどうかを心配してくれない、面倒も見てくれない」と。
実際に周囲の目を気にしなくなった人から、合格して行った。

3 コンフォートゾーンから抜け出せない 
→「ある程度」幸せな人に多いタイプ。
決して不幸ではないが、自分の人生を生きている実感はない。
あくまでも誰かが良いと言った人生のレールに乗っているだけ。
それをなんとなく不足感を感じているので、行動したいけど、でも今持っているものを失うのも怖いと思って、行動できないタイプ。
もちろん、無理にコンフォートゾーンから抜け出す必要はない。
おそらく70%の人は、コンフォートゾーンに居続けるだろう。

このタイプの人は、
「今持っているものより、手に入れたいと思っているもののほうが価値がある」と実感したとき、変わり始める。
生徒さんたちでも、一流企業のOLとしてすでに勤めているのに、客室乗務員に挑戦しなくてもいいじゃない、そのために勉強する時間も必要だし、何より試験で落ちた時のショックを味わいたくない、と考えている人が、「コンフォートゾーンから抜け出せないタイプ」だ。

ただ、ある時期がむしゃらにやらなければ、本当に欲しい、手が届きにくいものは手に入らない。

グループレッスンで、昨日まで自分と同じタイプだと思っていた人が、がむしゃらにやり始め、自分よりも先に合格していくことで、はっと目が覚め、どうしても欲しいものを手に入れようと行動し始める。

だから「合格できる人から、どんどん合格させていく」というスタイルを私は取ってきた。
周囲への波及効果が大きいとわかっていたからだ。
人は人に影響を受けるもの。


4 死生観 
→若い人は死ぬことはあまり身近ではないのは仕方がないが、中年になっても、ちゃんと命は有限であることを実感している人とそうでない人がいる。

ただ、その命の時間に限りがあることをを身内の死や、感覚でわかっている人は、限られた時間の中で何をするか、死ぬ時に後悔したくない、という信念を持つようになる。

すると、ほとんどのことは気にならなくなり、ただただ自分が挑戦したいことにだけフォーカスするようになる。
死生観を持っているかどうかは、何をするにしても大きいな、と思っている。


バリ島・スミニャックのビーチ


おまけ

これは、当たっているかどうかはわからないので、「おまけ」とした。

来世があると思っているかどうか 
→死後どうなるのか、ということについては、誰も真実を知らないし、永遠にわかることはない。
なぜなら、死んで生き返った人もいないし(いるという人もいるが)その時には記憶がなくなっているからだ。

その死後、また生まれ変われると思っている人と、死は無であるという人がいる。

どちらが正しいかは、永遠に判断ができないから、その人の信念ということになる。

来世があるとなんとなく思っている人は、今世でやりたいことを残すような気がしている。

来世はない、と思っている人は、今世でやりたいことをやり尽くす気がする。

永遠にわからない謎に対して、あなたはどう思うだろうか。

まとめ

ざっと、行動したくてもできない人の理由を書いてみたが、あなたがもし行動したいのに、行動できないと思っていたら、何かの役に立ったらいいな、と思っている。

実際に行動するタイプに、ガラッと変わっていった人たちをたくさん見ているので、きっかけは大事だと思っている。

私は、「死後の世界はない」と思っているし、時間は有限であることは、息子の死、父の死、友人の死で十分に実感している。
だからこそ、やってみたいことは全てやってみようと思っている。
それが私の人生だし、幸せなんだと思っている。

私の心は、「今が一番いいって思えるってサイコー」らしい。

お互いに、悔いのない人生を送っていきましょう。



人生を楽しみましょう!


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