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人間はみんな同じ



現在、世界の各地で色んな事が起きている。
あまりにも悲惨な報道はできる限り見ないようにしているが、こんなニュースを見ていると、いつも思い出す事がある。



アメリカの公立高校に10ヶ月間の留学をしていたとき、仲良くなったイラン人とタイ人の友人がいた。
どうやって仲良くなったのかは覚えていないが、授業の空いている時間には、学校のカフェテリアでいつもおしゃべりをしていた。


この2人は親戚がこの地に住んでいてそこから学校に通っていたようだ。


確かタイ人の友人の家に招いてもらってパーティをしたこともあった。(写真が残っている)

その後私は帰国して、手紙のやり取りなどは続けていたが、イランを始めとした紛争が起きたとき、初めてこのニュースを自分ごととして痛感した。

イラン人の友人と連絡が取れなくなったからだ。

人間1人の力は弱いものだ。
国や言葉が違っても、世界中誰1人として戦争も紛争も望んでいないのに、国同士の争いに巻き込まれてしまう。
それが腹立たしかったのだ。


でも私にできる事は何も無い。
ただ一つ「どこの国の人達も同じ人間として、家族を大事にし、平和な世の中を望んでると信じ続けよう」と誓った。

あれから40年が経過した。

久しぶりに海外に行って誰に会って話をしても、あの時に私が信じた事は間違ってなかったといつも確認ができている。

そのことに安堵しつつも、もしかしたら、それを確認したくて行った事がない国を訪れているのかも知れない、とも思っている。


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