10月9日(土)、岩手県陸前高田市広田町にあるカフェ彩葉にて、出張珈琲屋さんをやらせてもらいました。

カフェ彩葉のオーナーはるかとは仲良しの友達です。はるかが旅に出るというので、代わりに珈琲を淹れさせてもらうことに。

珈琲修行を始めてから約4ヶ月。
せっかくいただいた機会なので、私自身も珈琲を楽しみたいし、お客さんにもいつもと違う楽しさを感じてもらいたいなと思って、準備をしました。

いつもの彩葉ブレンドとは違った、スペシャルな珈琲を飲んでもらおう。
そこで、珈琲豆は、愛媛県今治市にある自家焙煎コーヒー豆屋「越智商店」の豆を使わせていただきました。
（HPはこちら→http://www.ochi-shoten.com/ ）

店主の越智さんとは、私が運営していた教育プログラムの当日スタッフ（サンタプロジェクト！）として数年前に広田町に来ていただいたことが出会いです。
今回、どこのなんの豆にしようか考えたときに、せっかくだから広田町にゆかりのある豆を…と思って、すぐ思い浮かんだのが、越智さんところでした。

顔の思い浮かぶ人が焙煎した豆を丁寧にハンドドリップして淹れる珈琲って美味しいんですよね。
隣のばあちゃんが育ててくれた野菜はなんでも美味しいように、あのじいちゃんが獲ってきてくれた魚が最高なように。

「彩果のイメージ教えてもらえればブレンド作ることもできるよ！」そう言ってもらったのですが、（それはまだ早い、、、自分が店を開く時にブレンドお願いしよう）そう思い、今回は、純喫茶のようにホッと一息ついてもらいたいから、苦味とコクをしっかり感じられる深煎りでというオーダーだけさせてもらい、ストレートの豆２種類をお願いしました。

カフェ彩葉では、今年からおやつも出しています。
今回も、SETのコミュニティビジネスを担当しているメンバーが、季節の食材を使用して作ってくれました。

そして、迎えた開店時間。

6名限定で用意したモーニングセットで朝7時半からスタート。
午前中はお客さんもまばらだったのですが、午後はありがたいことに大盛況。私は約3時間ずっとハンドリップをし続け、右腕の筋肉がピンピンでした…笑
30名以上のかたが来てくれて（隣町からわざわざ足を運んでくださった方もいて）本当に感謝感謝でした。

珈琲の提供でパタパタしてしまいましたが、
産地による豆の味の違いやハンドドリップについて聞いてもらったり、お客さんと珈琲に関するお話をする時間はとても楽しかったです。

私は喫茶店に入った時の珈琲の香りが大好きなので、今回は、カウンターの方でハンドドリップをしていたのですが、どうだったのでしょう。珈琲の良い香りが来ていただいた皆さんを包み込んでいたら嬉しいなあ。

「また来てよ！」そう言ってもらえて嬉しかったので、また機会を作らせてもらい、彩葉で珈琲を淹れたいなと思います！！

別の地域にも出張へ行ってみたいです。丁寧に心を込めて一杯を淹れます。お声掛けしてもらえたら嬉しいです。

最後に、「将来は飲食業で働きたい」（地元企業からの内定おめでとう！）と言っていた高校3年生のみゆと一緒に店を切り盛りできたのは嬉しかったなあ。
お互い小さな一歩を踏み出しながらこれからも夢を叶え続けよう〜と心から思いました。