先日「絶対に負けられない戦いが、そこにはある」という記事を投稿して、試合に臨みました。結果は惨敗でした。

　なんで負けたんだろう。と考えてもなかなか答えは出てこない。自分がプレーしていたらまた違う感情になったんでしょうけど、指導者という立場で考えると色んな事がぐるぐると回って、答えの無い迷路にいるような状態です。

　勝敗、勝負について。必ず勝者と敗者がいるわけで、何がそれを分けるかは本当にその瞬間になるまで分かりません。今回は自分たちの調子が思うように上がらない中で、最後まで修正できなかった。追いつき、逆転するチャンスは何度もあったんですが、そこで弱さが出た。いつもと違う状況に焦り、なんとなくの雰囲気を引きずってしまったような印象です。

　考え出したらキリがない。こうすればよかった、ああすればよかった。想定しても結果は変わらないのは分かっていますが、頭の中ではもしこうだったらという違った未来が過ります。

　しかし、最終的には「変わらない」。それをどう受け入れるか。スラムダンク世代の僕らはこの言葉を忘れない。

　「負け」を背負った者の方が強い。這い上がろう。その為に何をすればいいか。僕たちは強くない。でも強くなることはできると思うんです。

　あと少し、君たちと１日でも長くバスケットボールがしたいんだ。