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人間らしさがある空間

現在カナダ・バンクーバーで幼児教育を学んでおり、もうすぐ卒業が迫ってきました〜!ここ数日は卒業後のスポンサー探し、仕事、学校の課題、そして日々の生活で、とにかく目の前のことをこなしている日々です。

昨日、心がすごく温まった瞬間がありました。

職場の近くにある、イタリアンデリ。いつもテラスには絶えず人が座っていて、ホームメイドのパニーニがあると聞いて気になっていました。初めてちょろっと寄ってみたんです。

入ったらみんな笑顔。おじ〜とか若者が、入ってすぐのテーブルでコーヒー飲見ながらペチャクチャしてる。

ちょっとしたお菓子を買うだけだったので、棚を見てるとオーナー?と思われるおっちゃんが、「調子どうよ〜」みたいな感じで、話しかけてくれて、お互い自己紹介して、そのあとお店をひととおり見せてくれました。

その間も常にお客さんがひっきりなしに出入りしていて、その度にフランコ(オーナー)は「Hey!名前」みたいな感じで常に話しかけてます。お客さんも店の人も、ちょ〜カジュアルでリラックス。

バンクーバーに来てから、こういう場所に出会えたのは初めてでした。
バンクーバーに暮らす人々に対して個人的に感じていた印象ですが、
みんなそれぞれのバブルの中で、同じバブルの人たちと生きてる。表面的なみんな感じがとてもいいんです。でも私にとっては、その表面的な感じの良さがとても冷たいように感じられます。

どこの国も似たような現状かもしれませんが、世界中が同じような価値観で、その土地らしさっていうものが消えているような気がしています。私にとって、その土地らしさって、人間らしさだと思っています。だから、こういうリアスな人間同士の関わりの場を感じて、心がホッとしたし、ワクワクしたし、人間らしい!って、久しぶりに感じました。この感覚、忘れてた。

たった4ドルのお菓子を買っただけですが、フランコは、「Hey Yumi. It too late for coffee?」って言って、コーヒーをサービスしてくれました。
帰りのバスで同僚とそのお店について話してたら、フランコはみんなにそうしていて、お客さんの名前、ほとんど覚えてるらしい。。。

バーチャルなつながりが強くなる世の中だけど、
私はフランコの創るようなリアルで人間らしい世界で生きたい、そう思います。

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