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さらいて(さるいて)きたったい

昨日、外出のついでに長崎市の東山手地区あたりを散策して歩数を稼いできました。一度ならず訪れたことのある場所とはいえ、せっかくいろいろ見ていて何もnoteで言及しないのもアレかなと思いまして、先ほど「写真」カテゴリーとして投稿したところです。

長崎市内中心部はいいですね。歩数を稼ぐのにはとてもよい

上記リンク先のTwitterでの発言、「歩いてさらいた」は母方の祖母の受け売りです。全体の意味としては「歩いて見て回った」なのですが、後半部分の「さらく」は長崎市中心部あたりではおそらく「さるく」という語形で使われていると思います。「歩き回る」の意。ですので、本来なら「歩いて」と「さらいた(さるいた)」はやや意味的に重複気味ではあるのでしょうが、分析はともかくとして、長崎南部で生まれ育った自分にとっては、幼少期からしょっちゅう耳にしていた表現です。

「長崎さるく」という言葉、目にしたことありますでしょう?(ない?)

上記リンク、ぜひご参照ください。長崎に観光でお越しの際にはきっと情報がお役に立ちましょう。

長崎港が海外からの船の往来で賑やかだった時代を想像するという楽しみは個人的には悪くないというか、やはりこうなんというのでしょう、いまさらながら「外大卒」の血が騒ぐとでもいうべきでしょうか。

高校まで生活していた地ですから、国外への関心があったからにはこの地元にこそもっと愛着を持つべきだったのでしょうが、ほぼ無関心だったなあと今振り返れば思います。

こちらは長崎在住の猫(ただしトルコ出身なのでいわゆる「尾曲がり」ではもちろんない)

その後大阪での生活、トルコは首都アンカラでの滞在を経て再び戻ってきてみますと、地元の景色が全く違って見えるということはあるように思います。

地元なのですが、観光を満喫できてしまっているというか。故郷のよさというものは、一度離れてみるほうがよいというか、一度離れてみないとわからないということなのかもしれません。また市内散策の機会があれば写真とともにシェアしてみます。

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