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Çabuk gelsin: ただただ到着が待ち遠しい(ついでにトルコ語の「曜日と月名」を紹介しますのコーナー)

今日明日は日本言語学会。オンラインでの開催となっており、これで3期連続でのオンライン開催ということになりますね。

個人的には、学会のオンライン化はやっぱり非常手段かなあ、やはり対面で色んな人に会うことに意義がある気がするなあという感じがしますが、さてコロナ後はどうなるやら…

トルコから注文した本、その後

さて、先日トルコから注文した本ですが、送料がエグかったわりに、到着はそれほど早いわけじゃないなと…。2日ほど前でしたか、一応こういうメールが来まして。

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発注ステータスが更新されました、と。その後、オレンジの文字の部分が「発送されました」とあります。さらに、注文の状況をリンク先から見ることができます、とあります。問い合わせはこのメールに直接返信してね、とも。

なんせ、あれだけの送料ですから。実際のところ、いつ届くのよ…ということで、リンク先から確認をとってみます。すると、こう。

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tahminiは、形容詞で「予想の、推測の」という意味。tahminが名詞の形で「予想、推測」なのですが、これにiがつくことで形容詞化するというのはアラビア語的な語形成パターンの借用のようですね。

いくつか他にもそういった例があります。たとえば、tarihが「歴史」、tarihiで「歴史的な」という形容詞になる、等々。

で、肝心の到着予定日ですが、Salı, Haziran 29 Gün Sonuna Kadarとあります。要するに、(2021年)6月29日火曜日のうちには届くだろうという予想ということですか。

注文しておよそ1週間でトルコから日本に届くというのは、早い方といえば早い方ですかね…送料に釣り合っているかどうかはともかくとして…(いまだに本の価格の2倍に設定されているのが納得いかないおじさんなので!)

さてここからは、せっかくなのでワンポイントトルコ語を少々。といっても、単語を紹介するだけなのですが。

曜日のトルコ語

まずは曜日。salıは「火曜日」ですね。曜日はトルコ語を学習中の各位におかれましてはぜひ覚えておかれたい語彙です…。

Pazar 日曜日
Pazartesi 月曜日
Salı 火曜日
Çarşamba 水曜日
Perşembe 木曜日
Cuma 金曜日
Cumartesi 土曜日

以上、ご確認のほどを(オープンアカデミー受講生のみなさまにおかれましても、かなり最初の時期にやりましたよね!ぜひ覚えておいてください!)

月名のトルコ語

月名ももちろん。何も見なくても言えるように、書けるようになりたいところです。

Ocak 1月
Şubat 2月
Mart 3月
Nisan 4月
Mayıs 5月
Haziran 6月
Temmuz 7月
Ağustos 8月
Eylül 9月
Ekim 10月
Kasım 11月
Aralık 12月

あとは、数詞なわけですが…くどくなるんで、まあこれは省略しましょう。

曜日と月名というのは面白くて、単語ごとにどの言語由来かがかなりばらついている気がします。

曜日なら、çarşamba, perşembeあたりはおそらくペルシア語由来ではないかなと思うのですが、cumaなどはアラビア語でしょうね。

同様に月名の方も、Mart, Ağusutosあたりはラテン語起源でしょうか。一方で10月のEkim, 12月のAralıkというあたりはトルコ語起源っぽいし、辞書によればHaziranはアラビア語起源とありますし。

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このあたりの語種の分布、同じテュルク系でもアゼルバイジャン語やウズベク語とはずいぶんまた違ってくるところが面白いところではあります。各言語ごとに月名、曜日名などは覚えていかないといけなくて…

もちろん、共通しているものもあるのですが、たとえばトルコ語で火曜日がSalıだからといって、ウズベク語を話そうとなった時にこの語を使っても通じないだろうと予想します。

ウズベク語はたしか、seshanbaですよね。全然違うという。

🧿🧿🧿🧿🧿🧿🧿🧿🧿🧿

まあまあ、言うとりますけども。
こんな話などしながら、いろいろと注文した本の到着を待ちましょう…「星の王子さま」案件といい、何かを買ってしまうとお金などすぐ飛んでいくんですからこの世は無理ゲーですよね…!

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