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「いつまでもあると思うな体力と気力」説

イスタンブル経由での日本帰国便、バクー→イスタンブル間はとんでもない満席ぶりでした(この時節にそんな行き来することがあるんだ、と)。しかしさすがにイスタンブル-羽田の便は、日本が入国制限をかけていたこともあって相当空席がありました。私の隣どころか、前後の列にも人が乗っていない。

航空会社には申し訳ないですが、人がいない分大変快適なフライトでした。隣の座席に人がいると言うこと自体がなかなかにストレスフルではあるのですよね。

ここ数年、特にパンデミック前はしょっちゅう飛行機で国内外を移動する機会に恵まれていましたが、久々にそういう感覚を思い返すなどもしました。そう、飛行機で国外に出るという行為自体が本当に久しぶりだったのですよね。

バクーの最終日にとある件でどたばたしたこともあり、スーツケース重量制限ぎりぎりのものを2つ抱えて移動したということもあり、さらにはイスタンブル空港のむだに広くて大きいせいでやたら歩かされたということなどもあったので、相当疲労がたまっていたのだろうと思います。

以前はロングフライトでも、機内ではエンジン音の騒音と周りの客の騒音などもあってなかなか寝付けなかったのですが、今回のイスタンブル→羽田はよく眠れるための好条件がそろったということなのでしょう。

しかし。
ここ最近思っていたことでもありますが、加齢に伴う体力の低下というのは間違いなくあるな、と今回も実感しました。

若干太ったせいもあるのでしょうが(これも間接的に加齢現象の一つでしょうね?)、ロングフライトは腰痛が厳しいなと。

そんなわけで、腰当てなり携帯用のクッション(空気を入れて膨らませるタイプのもの)なりと、いわゆるトラベルグッズの恩恵を今回ほど感じた移動はありませんでした。

いずれ自分も、飛行機に乗る体力がなくなっていくんかな…。想像するだに恐ろしい話ではあります。この業界、しょっちゅうとは言わないまでも、必要があれば国外に出ることがあるのが(数少ない)魅力(のひとつ)なわけですから。

コーカサスの山に感動するくらいには、まだ気力と体力はあると思うのですがはてさて。

まだ今の所は大丈夫。大丈夫というのは、今後も機会があれば飛んで行ってみたい場所がたくさんあるという意味で、気力があふれているという意味です。

が、そもそもその自分に、ロングフライトに耐えうる気力と体力がなくなる日もいつか来るのだろうなと。そうなった時、自分の興味関心もまた衰えずに残ってくれているだろうか。

そんなことを思い返すなどした、自主隔離2日目の今日でありました。

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