B1第30節 GAME1 Bリーグ2023-24 | 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ VS 佐賀バルーナーズ
4/6 ドルフィンズアリーナ
🔸注目ポイント
初対戦の佐賀は、何といっても中心はガルシア。オフェンスの起点でドライブが鋭くて得点能力が高い。そしてスティールが多くディフェンスでも驚異。そんなサイズののある外国籍PGを擁して、ハレルソンという帰化選手がいるというチーム。
ディフェンスが強固で、そこからトランジションを繰り出すのが特徴。
日本人エースの角田も要注意。
初対戦で相性は分からないが、さらに連勝を伸ばしたい。
名古屋城では桜が満開で素晴らしい景観が広がっている。
🔸試合結果
88-75
16-25
28-19
23-19
21-12
・1Qにビハインドを背負う苦しい立ち上がりだったが、2Qに取り返して同点でハーフタイム。
後半は少しずつ差を広げてしっかりと勝った。
🔸重要スタッツ
3ptシュート
名古屋 12/32 37.5%
佐賀 9/26 34.6%
フリースロー
名古屋 10/13 76.9%
佐賀 10/21 47.6%
リバウンド
名古屋 OR 14 (36.8%) DR 38 (77.6%)
佐賀 OR 11 (22.4%) DR 24 (63.2%)
・リバウンドで名古屋が優位に立った。
そして3ptシュートを高確率で決めてリード。
佐賀にフリースローをかなり与えたが、確率が低くて命拾いした。
🔸Q毎のスタッツ
○ 1Q 16-25
2ptシュート
名古屋 5/10 50%
佐賀 9/20 45%
ターンオーバー
名古屋 6
佐賀 0
ターンオーバーの差が大きかった。ポゼッションの差で、佐賀が得点を伸ばしてリードを広げた。
名古屋はミスが多く突破口を開けず。
○ 2Q 28-19
2ptシュート
名古屋 5/9 55.6%
佐賀 4/12 33.3%
3ptシュート
名古屋 6/10 60%
佐賀 3/9 33.3%
アシスト
名古屋 8
佐賀 5
相変わらずポゼッションは佐賀優勢だが、シュート確率で名古屋が圧倒した。
パスが回り、アシスト量産。
○ 3Q 23-19
3ptシュート
名古屋 3/9 33.3%
佐賀 2/4 50%
フリースロー
名古屋 4/4 100%
佐賀 5/8 62.5%
リバウンド
名古屋 OR 4 (40%) DR 8 (88.9%)
佐賀 OR 1 (11.1%) DR 6 (60%)
・名古屋らしくリバウンドを制圧。ポゼッションで優勢に立ち、佐賀のフリースローが外れて少し差がついた。
○ 4Q 21-12
2ptシュート
名古屋 6/9 66.7%
佐賀 2/5 40%
フリースロー
名古屋 6/8 75%
佐賀 2/9 22.2%
リバウンド
名古屋 OR 4 (40%) DR 11 (92%)
佐賀 OR 1 ( 8% ) DR 6 ( 60% )
・引き続きリバウンドを名古屋が制圧。
ポゼッションは名古屋。
フリースローが入らない事で佐賀は得点が伸び悩み、名古屋がリードを広げた。
🔸感想
○ ガルシア🆚パークスJr.
注目のガルシアとはパークスJr.がマッチアップ。立ち上がりは両チーム彼らをメインハンドラーとしてオフェンスを組み立てていたため、バチバチのやり合い。
ガルシアはディフェンスのポジショニングが特徴的。3ptライン際にいるパークスJr.を離してペイント辺りにまで下がっている。インサイド抜かれた時にはスイッチしてビッグマンに付き、パークスJr.にボールが入る時はスッと近寄ってくる。場合によってはパスをスティールしようと狙っている。
最初の4分間程の攻防は互角の内容。
それにしてもガルシアのヒゲがすごい。
○ ソアレスのラン
速攻で先頭を走る姿はエサトンと遜色ない。インサイドではそこまで強くないが、ディフェンスのフットワークもどんどん良くなっている。
気付けばシュート確率も鰻上り。
終盤戦にオフェンス効率が良くなってきたのは彼が要因でしょう。
○ 伊藤1人
最近よく見るメンバーの組み合わせで、ハンドラーが伊藤1人の時がある。
伊藤のスタッツが良くないのはこれも一因ではないか。
齋藤はスペシャルなのでそれでもオフェンスを組み立てるが、アウトサイドシュートがない伊藤の時には厳しくなる印象。ディフェンスが超アンダーで守るので、突破口が少ない。
特に1Qではスミスと佐藤と揃うので、高さはあるがハンドラー不足になる。
パークスJr.か中東とセットで出したい。
実際1Q後半にこれでリードを許した。
○ フリースロー
佐賀のフリースローがとにかく落ちた。確率が良ければ試合展開も違ったはず。まさにホームコートアドバンテージで勝ったと言える。
ドルアリが過去最高に盛り上がっている。
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