3/18 名古屋ダイヤモンドドルフィンズのスタッツ
バイウィークももうすぐ終わる。
現時点のドルフィンズのスタッツで、気になるものをピックアップします。
🔸レーティング
オフェンス 112.5 (8位)
ディフェンス 107.2 (9位)
ネットレーティング 5.2 (8位)
・100回オフェンスした時に何点取れるか、100回ディフェンスした時に何点取られるか、その得失点差、という数字。単純な得点・失点と違い、ペースを100回に統一するので、各チームの純粋な攻撃力、守備力が見える。
・序盤にリーグ1位だった時もあったオフェンシブレーティングは徐々に下降して8位。約4点減少した。
シーズン序盤は下位チームとの対戦が多かった事と、最終兵器スミスが対策されずに大暴れしていた事が要因か。
ディフェンシブレーティングはあまり変動なし。
ネットレーティングはギリギリCS圏内。
ある程度チームの状態と一致していると思う。
🔸リバウンド
オフェンス 14.1本 (1位)
ディフェンス 27.4本 (4位)
トータル 41.5本 (1位)
・今のドルフィンズはリバウンドチーム。積極的にオフェンスリバウンドに飛び込んで、攻撃的に攻め続ける。
そしてスミスがペイント内で暴れる。
・オフェンスリバウンドは開幕からずっとリーグトップを争っている。
ディフェンスリバウンドは、当初はあまり取れなかったが、徐々に改善してきた。チームの意識と、途中から復帰したエサトンの効果もあると思う。
🔸3ptシュート成功率
36.4% (2位)
・シーズン当初は40%に迫る確率だったが、さすがにずっと維持する事はできなかった。
試合による波はもちろんあるが、ある程度安定して36%台をキープしている。
リーグトップの渋谷が38.4%と驚異的だが、ドルフィンズの数字も誇れる数字。
・ちなみに試投数は少しずつ増えている。
🔸フリースロー成功率
74.1% (7位)
・及第点。終盤戦にさらに上げていけるといい。
🔸アシスト
20.8本 (2位)
・シーズン序盤から変動はあまりない。
人とボールを動かしてスペーシングを大事にするドルフィンズのバスケがある程度できている。
それとキックアウトからの3ptシュート。
🔸スティール
7.12本 (5位)
・徐々に増えてきた。エサトンが復帰して、少しずつフロントコートからの激しいディフェンスが戻ってきた。
平面でのディフェンスがドルフィンズの生命線。
🔸ターンオーバー
15.4回 (24位)
・シーズン序盤からずっと最下位を走っている。
ターンオーバーの多発は、最初は外国籍が3人新規になったので仕方ないと思っていたが、後半戦に入っても大きく改善されない。
連携ミスがとにかく多い。そして不用意なパス。
かなり時間がかかりそうで、CSまでに間に合うのか?
🔸ペース
73.2回 (8位)
・シーズン序盤はかなり遅いペースだったが、少しずつ速くなってきた。
ドルフィンズらしさが出てきた証か。
🔸まとめ
・今シーズンはリバウンドが生命線。
リーグ1のオフェンスリバウンド力で、ガンガンシュート回数を増やして、高確率の3ptシュートを決める。
ディフェンスではフロントコートから積極的に仕掛けてスティールを狙い、素早いローテーションでスイッチディフェンスを展開。
そしてゾーンディフェンスを多用し、チェンジングで相手を惑わす。
・ディフェンスリバウンド獲得数も上位だが、さらに向上すれば安定感が増す。
そしてなによりターンオーバーをもう少し減らしたい。これが1番大きな課題。つまりは終盤戦に向けての1番の伸び代。
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