見出し画像

いつ責任を取るか?

「責任を取る」という言葉にはいくつかの意味がある。日本では「罰を受ける」という意味だ。

しかし、責任、Responsibilityとは、読んで字のごとく要求(Request)に対する応答(Response)のことをいう。この要求とは本来「自由(Liberty)」のことであって、そのために罰を受けるのも変だ。

自由のため、つまり、思い通りの結果を得たり、目的を達成したりするための「責任」とはなんだろう?

例えば、ディレクターが納期を守る、これも一つの自由だ。しかし、納期を守れずに怒られたり、仕事を辞めたりしても責任をとったとは言い難い。結局、納期を守れていないのだから。

むしろ、納期を守るために計画を立てたり、進捗を計測したりする方が、責任を取っていると言える。

「責任を取った」と言えるのは、うまくいったときであって、うまくいかなかったときではない。

 責任というものは、事後でなく、事前に取るものだ。

言いたかったのは、それだけ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?