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013. 一流の記憶法: あなたの頭が劇的に良くなり「天才への扉」がひらく / 六波羅穣

記憶には「感覚記憶」「短期記憶」「長期記憶」の3段階がある。

「感覚記憶」において選択的注意を向けた情報だけが意識にのぼり「短期記憶」になる。それを長期記憶に変えるためにさらに特定の注意を向ける。
ポイントとなるのは "いかに注意を向けるか" ということ。

 記憶術とはただ単に情報を長期記憶にするかだけでなく、その長期記憶になった情報を外に引き出す(思い出す)ことが何より重要なことであり、つまり、「思い出す」という行為こそが記憶の目的である。

そのための記憶術が、実際にその方法を試すためのテストともに書かれている。


まとめ

記憶する方法としてさまざま多くの方法あるが、 長期記憶になった情報を外に引き出す(思い出す)ことが目的ということが新たな発見であった。
記憶術というと、どう効率良く正確に長期記憶に定着させるかが目的という勝手なイメージだったが、思い出すことが目的と知り、その本来の目的を意識することでまた記憶の方法も変わってくるのではないかと思った。


タイトル:一流の記憶法: あなたの頭が劇的に良くなり「天才への扉」がひらく
著者:六波羅穣
出版社:知之鳥出版
発売日:2017/1/13


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