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UIデザイナーのメモ帳

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UIデザイナーをやっていて学んだこと、気づいたこと、思ったことなどをメモとして書き散らかしていこうと思います。
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記事一覧

UIデザイナーのメモ帳(7)

人物名・団体名 スマホゲームなどで他の作品とのコラボイベントがよく開催されています。開発側が一番注意しなければならないことは、誤字。キャラ名、団体名、地名、原作者や声優の名前などなど。  リリース前にチェックが入るのですが、見落としや勘違いですり抜けてしまう場合がごく稀にあります(人間だもの)。そうならないためにも、次のことを徹底してください。  楽ですし正確ですし、良いこと尽くめです。  公式からの情報はほぼ100%正しいと思って良いです。 注意!  日本語の漢字は注

UIデザイナーのメモ帳(その他)

■ 仕事の進め方「タスクの優先順位」と「作業の順番」は違います!  それはなぜか。  リーダーなどスケジュールを組む人は、この順番を意識して組んでください。 【注意!】リーダー以外は、事前にリーダーとの相談が必要です(他セクションのスケジュールにも関わってくるため)。 ■ 作業漏れ防止 細かい作業をよく忘れてしまう人は必見!  付箋を使いましょう!  付箋ツールでも良いですが、アナログの付箋が一番確実です。  作業が発生したらすぐに書く習慣をつけてください。PCや机に貼

UIデザイナーのメモ帳(6)

パラメーターグラフ ゲームによくあるパラメーターのグラフ。  上記の例は、Lv.99まで上げて攻撃をMAXまで強化したものです。  ルールはこんな感じ。  これ、私はもったいないなと思います。私ならこうします。  基本のパラメーターのMAX値はグラフ内に収まるようにしますが、自分で強化した値は、あまりに強くした場合、グラフからはみ出させる。こうすることにより、「やべぇぇぇぇぇ、強くしすぎてはみ出ちまったぜぇぇぇ! ふはははははは!」という、頑張っただけの特別感、優越感を

UIデザイナーのメモ帳(5)

言語切り替え アプリやWebサービスなどにある「言語切り替え」について。  下記のような言語切り替えはいかがでしょうか(〝日本語〟に切り替えようとしてみてください)。  ではこちらはいかがでしょう。どちらも内容は同じです。  もうお分かりですね。 「言語切り替えは、各言語をそれぞれの言語で表示する」  分からない言語で探させても仕方がありません。 「国旗を使えば分かりやすいじゃん」  こちらが一番やってはいけない事例です。 「白って200色あんねん」と同じくらい「国が

UIデザイナーのメモ帳(4)

色覚サポート『パズドラ』には「色覚サポート」という機能があります。色覚異常を持った方のための機能です。  驚くのは色覚異常を持った方の割合です。Wikipediaによると、 〝フランスや北欧の男性で10%が色覚異常〟というのは無視できない数字です。日本の男性も20人に1人(1クラスに1人くらい)。  なるべく多くの人にゲームを楽しんでもらいたいので、「色覚サポート」は素晴らしい機能だと思います。  どのように見えるのか。これが分からないとなかなかUIも考えられません。P

UIデザイナーのメモ帳(3)

レイヤーカンプを使おう UIデザイナーにとって超絶便利なPhotoshopの機能です。  簡単に言うと「表示を切り替えられる」機能です。あらかじめ設定しておくと、下記のように表示を切り替えることができます。  変わりました。  同じように他も切り替えてきます。  他にもボタンの状態を変えたりもできます(アクティブ/ディセーブル/選択中)。  画面全体の表示も切り替えられます(例:通常画面、金額不足時、確認画面など)。  作り方は簡単。色々な状態をレイヤーの表示非表示

UIデザイナーのメモ帳(2)

ローディングの話「ローディングは短ければ短いほど良い」  当然でしょう。人に聞いたら100人中100人が「はい」と答えると思います。〝ローディングは無いのが理想〟と言ってしまっても良いかもしれません。  が、今回はこの逆のことを言います。 「ローディングが無いところに、わざとローディングを入れましょう」  嫌がらせではありません。全てに入れるというわけではなく、使いどころがあります。  Webサービスなどで会員登録する時、情報を入力して最後に「登録」ボタンを押します。ど

UIデザイナーのメモ帳(1)

まずは これからUIデザイナーになりたいという方で、何をどう勉強すれば良いか分からないという方は、とりあえずUIではなく基本的なデザインの勉強から入ると良いです(広告などのデザイン)。  UIデザインは、ボタンやアイコンの装飾よりもデザイン知識が必須です。まずはデザインの勉強を。  私は何冊か本を買って勉強しました。  一番勉強になった本はこちらです。とても分かりやすく、内容の濃い一冊でした。  他にも色々あると思いますので探してみると良いと思います。 UIの練習 UI