UIデザイナーのメモ帳(2)
ローディングの話
「ローディングは短ければ短いほど良い」
当然でしょう。人に聞いたら100人中100人が「はい」と答えると思います。〝ローディングは無いのが理想〟と言ってしまっても良いかもしれません。
が、今回はこの逆のことを言います。
「ローディングが無いところに、わざとローディングを入れましょう」
嫌がらせではありません。全てに入れるというわけではなく、使いどころがあります。
Webサービスなどで会員登録する時、情報を入力して最後に「登録」ボタンを押します。どのサービスもだいたい間髪入れずに、「登録が完了しました」と表示が出ます(システム的にすぐ終わるらしいです)。そこにです。そこに、わざとローディングを入れるのです。
いかがでしょう。ローディングを入れることにより、架空の「登録手続きをしている時間」を感じませんでしたか? これにより「ちゃんと登録してくれているな」という〝安心〟が生まれるのだそうです。
ローディング、奥深し。
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