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新しい人間関係創出の場としてのこども食堂

2月24日土曜日はこども食堂「ひみつきちてつや」の「しっぽくうどん作り」に大勢の方にお集まりいただきありがとうございました。

うどん普及会(葛原営農組合、現在は活動休止中)で讃岐うどんの流布に尽力された水澤さま、湯上さまのご協力を頂き、讃岐の夢(香川県産最高級小麦粉)を使用し、いちからうどんを作りました。

うどんのたまといいますか小麦粉は前日に練って寝かせていましたが、当日は、足踏み、麺棒を使っての伸ばす作業や、麺切りなど、うどんづくりをこどもたちからお年寄りの皆さままで楽しんで頂きました。

また炊き出しでは、関口さま、加島さまにも、またRITA学園高等学校のボランティアさんのご協力も頂き、みんなで力をあわせてこども食堂の運営ができたことを感謝しております。

先日も少し言及しましたが、地域の内外の秘められた力や真心といった点と点を結びつけ、新しい関係を作っているのがこども食堂ではないかと考えさせられています。

ここから新しい活力が生まれていくものと確信してまた継続して参りますので、引き続き宜しくお願いします。

こども食堂は、なんらかの義務と権利の引返のような従来の提供する側・受益する側といった二項対立では語ることができない、自由に出入りするなかので燻発していくような自生の助け合いのなかに、その魅力がありますね。

がんばります。

最も大きな心の持ち主は、最も大きな徳をなしうるのと同じく、最も大きな悪徳をもなしうる。また、ごくゆっくりとしか歩かない人でも、つねに正しい道をたどっていれば、走っていて道をそれる人よりもはるかに前進できるのである

デカルト(山田弘明訳)『方法序説』ちくま学芸文庫、2010年。


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氏家法雄/独立研究者(組織神学/宗教学)。最近、地域再生の仕事にデビューしました。