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中小企業向け!心理的安全性高い組織の作り方


今回は、心理的安全性について触れたいと思います。
なくならない企業の不祥事。

自社の現状を見直している企業も多いのではないかと思います。

中小企業向けに中小でもできる組織の作り方をお伝えしたいと思います。

心理的安全性が作られる大きな要素
①企業文化・風土
②経営者の理念・考え
③制度・仕組み
この3点で企業は変わります。

それぞれが社員にとって心地よい方向に動くことで、心理的安全性は高まります。


企業文化・風土とは

・企業に根付く、様々な判断の土台になるもの
・歴史や人によって脈々と築きあげられて、感じて感化されるもの
・企業活動を左右し、変えるには多大なパワーが必要
などが大きな特徴です。

企業の大小、歴史の浅い深い関わらず、組織風土、文化は必ずあります。
風土・文化が土台になって組織は動きます。

外部的には顧客・仕入れ先・下請けへの対応
内部的には組織構成・社員への待遇・働きやすさ
といった企業活動の中心になるものは、組織文化が土台で作られるのことが多いです。
個人の意見があったとしても、多くは組織文化に影響されるのではないでしょうか。

では、組織文化・風土が培われる要素は何か。
・経営者の人間性・思考
・土地柄
・明文化された理念
・市場環境

・企業の歴史
・業種・業界
・取引先構成

このあたりで、構築されると思います。
そして、簡易な言葉でまとめると
「風通しが悪い」「硬直的」「保守的」「積極的」「垣根低い」「仲良し」
になります。

経営者の理念・考え

経営方針、行動指針といった明文化されている場合が多いと思います。
その理念も「経営者の思い」と共に社員に浸透することが必要です。

2つの考えがあります。
浸透させる
 ・コミュニケーションを適切にとる
 ・様々な場面で触れる
 ・1on1ミーティングなどを定期的に実施する
浸透する
 ・人の行動、姿勢から連鎖される
 ・上から引き継がれていく
 ・雰囲気で醸成される

「浸透させる」行動をとることが良いです。
ここで悪い方向に浸透してしまうことんは注意が必要ですね。
しっかりモニタリングしなければなりません。

どうしても「楽な方向」や「妥協」が生まれ悪い方向に転換してしまうことが多くあります。

経営者はもちろん、管理職への徹底、小集団活動の実施などを行いコントロールすることがいいですね。

人に何かを伝えるには、繰り返し、定期確認し、管理することです。

制度・仕組み

「浸透」には、制度と仕組みは重要です。

制度とは、人事制度(採用・配置・報酬・育成・評価)、業務ルール、勤務形態など仕組み化は、標準化とマニュアル化をキーワードに属人性を可能な限り排除します。
誰が入っても同じように実現できる組織作りですね。

全てをマニュアル化することは不可能なので、課題を明確にして必ずしなければならないことから取り組みましょう。

まずは、3項目からマニュアル化することをお勧めします。
・業務報告ルール
・品質マニュアル
・顧客トラブルマニュアル
重要度も高く効果的です。

まとめ

社員が「企業文化」を前向き、簡単な表現で答える企業は良い文化です。経営者が何度も発信して、モニタリングしてコミュニケーションを継続する。

そして、制度と仕組みをうまく活用する。

そうすることで、良い文化が根付き心理的安全性が高まります。

社員は大事です。宝です。

参考になればうれしいです。

こぶたんブログでも発信しています。

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