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日常にちょこっとの行動力を

 いっつも何か趣味をしようという際に「落ち着いたらやろう」とか「きちんと場を整えてやろう」とズルズル延ばす癖がある。例えば、まとめて読むつもりで買った漫画の消化や、柄が気に入って買った布地の仕立てなど。noteの記事だって「考えがまとまったら書こう」としていつまで経ってもまとまらないので書くことができないのである。

 これはちゃんと落ち着ける人とか場を整えられる人が言うことであって、それができない自分が同じようにやるべきではないのだ。そんでもっていざ行動する余裕ができた時にはもう興味のピークを過ぎているのだから、これではいいところがひとつも無い。ならば行動したい気持ちが旬のうちに実行したほうがいいな、と思った。もちろん人のタイプにもよるだろうが私はそうした方がよいなと。

 創作アイデアを書き留めるのにきっちり綺麗な字で書く必要は無いのに字を気にして書けず、もたもたしてアイデアを忘れてしまったら馬鹿馬鹿しいではないか。自分の中で作品を深めるために書きたいプロットを、頭の中で深めてから書こうと待つのはムダではないか?書き出してみたらまとまっていくかもしれないのに、自分が思ってるより綺麗に字が書けるかもしれないのに。

 学生のころ、(課題も兼ねてではあるが)アイデアを膨らませるために興味あるものをなんでもスクラップブックにぺたぺた貼り、ざかざかとメモを走り書きした。関係のないもの同士でも自分が気になるものは素材にしていく。自分でもどんな一冊になるのかわからないまま無秩序を創り出していくあの能動的な爽快感をまた味わいたい。

 遂行に不足な点が出たら一度止まればいいのだから、とにかく何事もいっぺんやってみよう。※主に録画アニメの消化とか未プレイのゲームとかの話です

 今朝実際に、溜めてた漫画をちょっとめくってみたら意外なほどのめり込めて出勤前に3話ほど読めたのです。こんな調子で「完全な形」にこだわらず好きなことを日常に織り交ぜていきたいなぁと思う次第。そうしたら生活をもっと楽しめそう(そのための趣味だっけか)。

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