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首都圏←→伊豆のオフグリッド二拠点生活を5年続けてみた、家族の変化

初めまして、「週末オフグリッドの人」こと、ゆきちゃんです。

私たちは、一般的な共働きのサラリーマン夫婦の家庭です。長女が生まれた後、都心から二時間ほどの伊東市(@伊豆半島)に中古の家を買い、DIYで直しました。
とはいえ、移住ではなく、いわゆる二拠点生活です。

オフグリッドってご存じですか?簡単に言うと、電気が繋がっていないことです。といっても、「自然を守りたい!」とか、大それた目的ではなく、たまたま買った築50年の家に電気が通っていなかったので、なりゆきで「電気なしのオフグリッド生活」をすることにしました。
(お金もかからないし…)

この生活の何が楽しくて、家族の関係にはどんな変化があったか、少し書いてみようと思います。


その1.お金が貯まった

まずはコレですね!皆さんは、週末や大型連休はどうやって過ごしますか?

とにかくこの生活、今週はタケノコが生えてくるから採らないと、とか、とにかくミッションが山盛りです。

毎週往復で電車賃はかかりますが、子ども二人連れて外食や宿泊をするよりは安いものです。特に、ゴールデンウイークなどの大型連休は、セカンドハウスでゆっくりするだけで、お金が貯まっていきます。
電気代もゼロなので、かかるのは日々の食費だけです。最近は野菜作りも始めたので、限りなくゼロに近づいていますね。

うっかりすると無駄遣いしがちな共働きですが、無駄遣いするスキがなかった。

その2.「当たり前」に感謝できるようになった

「電気が付くぞ!!!!」
「お風呂からあったかいお湯が出る!!!!」
「トイレが流れるぞ!!!!」
毎週これで感動します。マジです。

都会の文明的な暮らしに涙が出そうになります。太陽光に依存しているため、曇りが続いたりすると、なおさらです。
都会でずっと暮らしていると、この辺に感謝できるのは、よっぽどの人格者だと思います。オフグリッド生活をすると、身をもって、便利なインフラに感謝できます。

その3.子育てがラクになった

都会の暮らしは、子どもにはとてもストレスフルなものだと思います。
騒いではダメ、触っちゃダメ、走っちゃダメ、とか。最近は、マスクしろとか、距離を取れとか、ゲンナリするような決まりが更に増えましたね。

そういう世界から距離を置いて、「ありのまま」で自由に過ごせる場所で遊んでいると、子どもは自然と生き生きとしてきます。
子どもは、ウッドデッキの上に葉っぱを集めて観察したり、朝は鳥の声に耳を澄ませたり、自然と遊びます。
「子育て」してるという感覚がないので、とてもラクです。親も、やりたい事に集中できます。

オマケ:パパがカッコよく見えるようになった

オフグリッドの暮らしを例えるならば、「屋根のあるキャンプ」です。便利な家電も無いですし、充電式のものしか使えないので、生活はかなり制限されます。
更に、セカンドハウスは週末しか通わないので、雑草抜きや虫退治、その他もろもろ、危険な力仕事がたくさんあります。
おまけに、うちは太陽光パネルからキャンプ用のバッテリーを充電してつないでいるので、工具を使ってあれやこれやするのは、私はとっても苦手です。
そこで大活躍するパパのことを、尊敬しないはずがないのです。
都会の暮らしだと、何でも便利な家電や外部サービスに解決してもらえてしまうので、残念ながら、パパのカッコよさが中々見えません。。

つまり、週末オフグリッド生活をするだけで、毎週末キャンプに行くように、パパがカッコよく見えてしまうのです。


以上、5年間で家族に起こった様々な変化をまとめてみました。

一見不便だけど、圧倒的に「生きてる」実感がわいて、自然を身近に感じられる週末オフグリッド生活。都会と田舎のギャップがたまらない!
これからも、雑多なジャンルで、記事を書いていきたいと思います。よろしくお願いします。


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