αrufα

簡単な数学とカードゲームを飯のタネに生きるあざらし。

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最近の記事

Duel "Math"ters 産廃コンボ ~枚数の限界突破編~

ごあいさつ  どうも。恐らく世界一カード効果を発動しているプレイヤーのαrufαです。今回は、デュエルマスターズで使えるカードの枚数を真の意味で「限界突破」する方法をご紹介します。あ、ご注意ですがネタ記事です。内容も裁定のギリギリを突いていくスタイルなのでシンプルに危険な挙動が混ざっています。実際には真似をしないようにお願いします。 というかこの記事見てタカラトミーでもウィザーズでもルールちゃんと直してほしいなって… 前提としての取り扱い 今回、非常に多種類の「選択肢の

    • 【小話】研究とはボックスガチャである

      はじめに  αrufαです。昨今、大学の研究予算がさらに減るだのニュースで何か色々見ちゃったので筆を執った次第です。お気持ちといえばそれまでですが、一応それだけではなく、仮にも大学というものの中で、多少なりとも研究者、一般に博士と呼ばれるような人を見たことがある私が、内側とも外側ともつかないポジションからふんわりしたニュアンスで「研究って結局なんやねん、なんで大変やねん」って文章を書けたらいいなという記事となってます。 「研究」って何?  まず大前提として、そもそも「研

      • Duel "Math"ters特別編 ~絶望神サガでわかるwhile文~

        ごあいさつ  どうも、大きな数の勉強してたら「再帰」について死ぬほど勉強する羽目になったαrufαです。  今回は特別編。数学っちゃ数学なんですが、計算とか数式とかとはちょっと違うプログラムのお話。特に「再帰関数」と呼ばれる物についてのお話。タイトルの通り絶望神サガがどんだけヤバいことしたかを数学目線で、その上でわかりやすく(数学上の厳密性は案の定犠牲になりますが)お話できればなと思います。 再帰って?  簡単に言えば「特定の決まり事の中で同じことを繰り返す」行為のこと

        • Duel"Math"ters ~遥か彼方、巨大への挑戦~(後編:将来の展望)

          ごあいさつデュエマの可能性を引き出すのが生きがいになりつつあるαrufαです。 ようやっと後編を書けるに至りました。こちらは経緯とか感想とか将来の展望など、さらなるデュエマの可能性について書いていこうと思います。こちら前編、中編からの続きとなっております。書いてる本人さえ読んでて頭が痛くなる長さではありますが、先に読むことをお勧めします。すっごく頑張ったので「スキ」機能とか感想コメントとかどっか1つで良いので付けてくれるとすっごく喜びます。 ことの発端と続けた理由実のところ

        Duel "Math"ters 産廃コンボ ~枚数の限界突破編~

          Duel"Math"ters ~遥か彼方、巨大への挑戦~(中編:大きさの評価)

          はじめに数字を大きくしすぎて幾星霜、αrufαです。こちらの記事は前回の続きとなっております。ブログにあるまじき7000文字近いトンデモ記事ではございますが、まずはそちらを斜め読みで構わないので一読いただいてから、こちらの記事を読むことをお勧めします。 さて、改めて前編からいらっしゃった方へ、今回はあの手順で果たしてどれだけ大きくなるのかという話をさせていただきたいと思います。因みに今回の記事はかなり数学寄りの話が増えます。頑張ってかみ砕いて説明するように努めますが、あまり数

          Duel"Math"ters ~遥か彼方、巨大への挑戦~(中編:大きさの評価)

          Duel"Math"ters ~遥か彼方、巨大への挑戦~(前編:準備と操作手順)

          ごあいさつデバッグ系DMPのαrufαです。暫くお待たせいたしました、デュエル・マスターズで作れる最大パワーへの挑戦です。遂に、(おそらくは)到達しうる最大値が出せたと思われるので、その発表のページとなります。 元々は私に動画などの製作能力が無いため、過去に最大パワーに興味を持っていた末法(地雷部Log)様の所で記事にしていただいていたのですが、研究の結果とんでもない値まで辿りついてしまい、数学、とりわけ巨大数分野を知らない方々にはあまりに負担が大きくなるため、公開手段に苦難

          Duel"Math"ters ~遥か彼方、巨大への挑戦~(前編:準備と操作手順)

          カードゲーマー向けあまり正しくない「チューリング完全」解説

          まえがきはい、noteを登録だけして全然動かしていなかったαrufαです。 初めての話題は「チューリング完全」について。いや、その、私みたいな数学力3の雑魚が話していい内容ではあまり無いのですが。 先日ハイチュウリツ氏の記事にて縁あって海外論文の翻訳のお手伝いをさせていただきました。 作業を進める中で、「マジック・ザ・ギャザリングは比較的ポピュラーなカードゲームでありながら、内容はガッチガチの数学なので、恐らく(普通に遊んでいるだけの)カードゲーマーにはあの文章の意味は届かな

          カードゲーマー向けあまり正しくない「チューリング完全」解説

          ひぐらしすずりにむかいて

          徒然なるままに何かを書こうと考えて。結局のところ特別筆が進む人(あざらし?)ではないと悟ったわけではございますが。 如何とも何か思いついたネタを書き留めるスペースがどこかにあればいいなと思い、このようにnoteに文章を書き散らすことに決めました。 あまり万人向けの文章を書く身柄ではございませんが、趣味の合う方に趣味の合う話を書けたなら、それは僥倖であろうと存じます。 しかして趣味の合う話と申しましても、数学なんぞ学校教育の枠を出ない程度のことしかできず、取り立てて得意なゲー

          ひぐらしすずりにむかいて