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私は読みたい 

声優セラピストさんは 呟く。
貴方は 些細な事でも 感じた事を
文章化しておくべきだ。
何故?
“私は 読みたい”と…..

ドクターHから 緊急入院を告げられた。


すぐさま ヘルパーさんが呼ばれた。
診察室から出る時 もう 歩行は許されなかった。
“1秒でも 早く 処置を”

車椅子に初めて乗った。
押してくれるのは少し背の曲がったばあちゃんだった。

なんだか 申し訳無く そして とても
情け無い気分に 包まれた。
さっきまで 這うように歩いていたのに。
部屋に着き 直ぐに 腰椎穿刺。
“死んで 生き帰り”

歩いてはいけないよ
え?
トイレも ナースコールを
2m移動も 車椅子。
部屋から 出る事も 許され無かった。
“転倒して 怪我したら どうするんだ”
.......

ばあちゃんに 押してもらった車椅子。

え?移動は どうしたの...,,
ナースコールも 押さなかった。

それぐらい 衝撃的な出来事だった。

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